大幅増収も実質4~5割減、大阪エリアは減収 大手百貨店4社の5月売上高は、前年の同時期も緊急事態宣言の発令に伴う臨時休業や営業時間短縮を実施していたものの、今年は生活必需品対象売場を営業し、オンライン接客を強化したことで、大阪エリアを除く百貨店はいずれも前年実績を大幅に上回った。百貨店の強みであるラグジュアリーブランドや時計、美術など高・・・
大幅増収も実質4~5割減、大阪エリアは減収 大手百貨店4社の5月売上高は、前年の同時期も緊急事態宣言の発令に伴う臨時休業や営業時間短縮を実施していたものの、今年は生活必需品対象売場を営業し、オンライン接客を強化したことで、大阪エリアを除く百貨店はいずれも前年実績を大幅に上回った。百貨店の強みであるラグジュアリーブランドや時計、美術など高・・・
軒並み大幅増収も、実質2~3割減の厳しさ続く 大手百貨店4社の4月売上高は、前年の緊急事態宣言の発令に伴い4月8日以降の臨時休業や営業時間短縮を実施していた反動で、いずれも前年実績を大幅に上回った。入店客数も回復基調に転じ、百貨店の強みであるラグジュアリーブランドや宝飾・時計など高額品がけん引した。ただ、コロナ禍前の前々年比(19年4月・・・
基幹店が軒並み高伸長、高額品需要が底堅く、衣料品も伸びる 大手百貨店4社の3月売上高は、コロナ禍による外出自粛の影響が続いているものの、感染症拡大によって前年が大きく落ち込んでいた反動増によって、前年実績を大幅に上回った。特に前年反動増が大きかった大都市部の基幹店の伸長率が目立つ。商品では引き続きラグジュアリーブランドや時計、美術などの・・・
減収続くも、高額消費がけん引した基幹店が復調 大手百貨店4社の2月売上高は、緊急事態宣言の延長に伴う外出自粛傾向の継続や対象エリア店舗の営業時間短縮に、前年の閏年による営業日数の1日減の影響が加わり、引き続き減収を強いられた。ただ、2割台後半から3割台半ばの大幅減収だった前月と比べると、1桁台から10%台まで回復してきた。株高を背景に引・・・
基幹店に営業自粛の影響色濃く、セールも不発 大手百貨店4社の1月売上高は、11都府県を対象にした緊急事態宣言の再発令に伴う対象エリア店舗の営業時間短縮、クリアランスセールの分散開催、免税売上高の大幅減などが影響し、2割台後半から3割台半ばの減収を強いられた。ただ、株高を背景に引き続きラグジュアリーブランドや宝飾、時計、美術などの高額品が・・・
前月に続き2桁の減収、地方・郊外店が食品軸に健闘 大手百貨店4社の12月売上高は、免税売上高の継続的大幅減に加え、新型コロナウイルス感染症の第3波によって入店客数が落ち込み、いずれも2桁の減収を強いられた。ただ、増収店舗が散見された地方都市や郊外立地が健闘しており、前月よりマイナス幅を改善した百貨店もある。引き続きラグジュアリーや宝飾、・・・
前月よりマイナス幅拡大も、国内の高額品需要は堅調 大手百貨店4社の11月売上高は、免税売上高の継続的大幅減に加え、新型コロナウイルス感染症の第3波によって入店客数が落ち込み、前月よりもマイナスが広がった。前月が13カ月ぶりに増収(26%増)だった髙島屋(国内百貨店子会社含む)が116%減、三越伊勢丹(国内百貨店計)が128%減、阪急阪神・・・
髙島屋が13カ月ぶりに増収、国内顧客は高額品中心に復調 大手百貨店4社の10月売上高は、前年が消費増税の駆込み需要の反動減を強いられていたこともあり、回復基調が顕著に表れた。髙島屋が13カ月ぶりに前年実績を上回り、三越伊勢丹がほぼ前年並みまで戻し、阪急阪神百貨店、大丸松坂屋百貨店も2~3%台のマイナスまで復調した。いずれも高額品の取り扱・・・
■駆込み需要の反動減を除く前々年比では回復傾向が顕著に 大手百貨店4社の9月売上高は、多くが全国百貨店の水準を下回る減収幅だった。髙島屋が344%減(既存店335%減)、三越伊勢丹が375%減(同324%減)、大丸松坂屋百貨店(関係店含む)が406%減。阪急阪神百貨店は270%減だが、昨年10月から傘下に入れた神戸阪急と高槻阪急を除いた・・・
6月は外出自粛ムードは残るものの店舗の営業が再開。入店客数も徐々に上向いてきた。家ナカ需要が生まれ食料品や衛生用品、生活必需品が好調に推移した。またラグジュアリーブランドや宝飾品など高額商材にも動きがみられた。 高島屋は夏のセールを段階的にスタートしたが、引き続き外出を控える傾向や、店内外催事の中止、免税売上げの大幅な減少の影響などによ・・・
臨時休業の影響大きく、前月に続き大幅な減収 大手百貨店4社の5月売上高は、前月に続き新型コロナウイルス感染拡大に伴い発出された緊急事態宣言に応じ、臨時休業や営業時間短縮など営業自粛によって大幅な減収を強いられた。5月中旬から段階的に営業範囲を拡大したこともあり、前月よりもマイナス幅が縮小した。 4月が692%減まで落ち込んだ髙島屋・・・
臨時休業強いられ、大幅減収 大手百貨店3社の4月売上高は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い発出された緊急事態宣言に応じ、臨時休業や営業時間短縮など営業自粛によって大幅な減収を強いられた。 3月が123%減だった髙島屋(国内百貨店子会社含む)は、4月8日以降、緊急事態宣言が発出された都府県の大型店舗の臨時休業(食品フロア除く)を実施したため・・・