厄除けや健康招福を祈願し、和菓子を愛でよう 6月16日は「和菓子の日」
松屋銀座、松屋浅草両店では、和菓子のもち上げのため6月9日(水)から「和菓子を楽しむ水無月」フェアを開催いたします。
和菓子は日本の歴史や季節感から生まれた伝統文化であり、年中行事にも欠かせず、深く結びついています。6月は、一年の半分の穢れを落とす意味があり、一年のちょうど真ん中にあたる6月30日に行う「夏越祓(なごしのはらえ)」という行事があります。その日に食べると魔除けと暑気払いになるという縁起菓子の「水無月」が有名であり、近年注目されています。また、6月16日は全国和菓子協会により「和菓子の日」として制定されています。普段和菓子を食べない方も、一年に一度のイベントとして日本の文化・和菓子にふれてみる良い機会であり、コロナ禍だからこそ、ティータイムを充実させるため、また健康招福や厄除けを祈願するために、祈りの菓子として和菓子をいただくのはいかがでしょうか。
6月に和菓子をいただくポイント
「和菓子を楽しむ水無月」フェアDATA
【松屋銀座】 6月9日(水)~6月30日(水)地下1階 和菓子売場 15ブランド17品
【松屋浅草】 6月9日(水)~6月20日(日)1階 浅草すいーつ小町 10ブランド 12品
「和菓子の日」とは
西暦848年(承和15年・嘉祥元年)、6月16日に16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に供えて、厄除けと招福を願う嘉祥(嘉定)という行事がありました。江戸時代には宮中や幕府でも重要な儀式となり、特に幕府では、江戸城の大広間に2万個を超える菓子を並べ、将軍が大名・旗本への下賜(かし)しました。行事は歴史の中で受け継がれ、明治時代まで盛んに行われていました。これを現代に復活させたのが「和菓子の日」です。
商品の一例
〈松屋銀座 展開商品〉
京都の名産品であり縁起菓子の「水無月」。6月下旬、無病息災を願い神社の茅の輪をくぐる「夏越祓」。この「夏越祓」に氷を食べ、暑い夏を越そうという宮中行事がありました。庶民には高級品だった氷を入手することはできないことから、その代わりとして氷に似たお菓子を食べることによって、夏バテ予防をすることになりました。ういろうの三角形の形で氷を表し、赤い小豆は邪気払いや悪魔祓いという意味が込められています。※銘家逸品にて、6月25日(金)、26日(土)販売
小豆こし餡入り薯蕷製の「京団扇」2個入りです。※6月16日のみ販売
栗餡をふんわり生地で包みこみました。※6月9日~6月16日販売
丹波黒豆入り黒糖羹と、柚子シロップが付いた水ゼリー。※8月中旬まで販売
初夏の絵柄が楽しめる瓦煎餅です。※7月上旬まで販売
青竹風容器に入った、滑らかな口当たりの水羊羹。※なくなり次第終了
羽二重餅で煮小豆を包みました。※6月15日、16日のみ販売
つぶ餡と刻んだ善兵衛栗を使った甘さ控えめな水羊羹。※8月下旬まで販売
抹茶葛・ふっくら小豆・透明ゼリーの3層で仕立てた和のデザート。※8月31日まで販売
KURAKICHI「善兵衛栗 栗水ようかん」と、Kuma3(クマサン)「お濃茶ぷりん」(1048円)は、松屋浅草の「下町銘菓撰」でも6月16日限定で販売します。
〈松屋浅草 展開商品〉 下記商品は、松屋銀座「銘家逸品」でも6月16日限定で販売します。
甘さ控えめで上品な味わい。
藤色の餡をじっとり炊いて作りました。※6月16日~20日販売