「ポール・スチュアート」、春夏のコレクションラインはリゾートをイメージ
「ポール・スチュアート」メンズのコレクションラインは来春夏、リゾートをイメージした遊び心のあるアイテムを展開する。1960~70年代に活躍したフォトグラファー、スリム・アーロンズの写真集「A Place in the Sun」に着想を得た。豊かな色合いや高品質な素材のアイテムを揃え、他ブランドとは一線を画す個性の表現を提案する。
同ブランドのコレクションラインは、20年春夏に本格的な展開を開始。ブランドの世界観を色濃く表現しており、主に直営店やセレクトショップで取り扱う。百貨店にもポップアップで出店している。
スーツスタイルを中心に打ち出しており、ラペル(襟)の幅が広いジャケットや、インプリーツでソフトテーパードのパンツが定番となっている。今春にはジャケットのボタンにコッパー(銅)を使用したところ、好評を博し、来春も同様の商品を投入する。
来季のコレクションは麻素材にフューチャーし、麻独特の質感やツヤ感を際立たせる。ウール素材の生地も撚糸を強くしてシャリ感を出し、夏らしさを演出する。シャツは、最近トレンドになっているレギュラーカラーのものが登場。ブランドのシグネチャーモデルであるタイロッケン型の「クリフォードコート」は、麻100%のスプリングコートを発売する。
ブランドディレクターの鴨志田康人氏は「遊び心のあるアイテムが多く揃っている。ドレススーツのスタイリングが好きな方に、ぜひ楽しんでほしい」と語った。