2024年11月19日

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にんべん、ラゾーナ川崎プラザに惣菜専門店「一汁旬菜 日本橋だし場」

かつおぶしやだしを利かせた惣菜や弁当が並ぶ

にんべんは22日、「ラゾーナ川崎プラザ」に惣菜専門店「 一汁旬菜 日本橋だし場」(以下、一汁旬菜)を開業した。売場面積は7.6㎡で、弁当や惣菜など約28種類の商品を揃える。一汁旬菜としては、今回で6店舗目。都心やオフィス街などにも店舗を擁するが、コロナ禍以降は生活圏に近い場所へ積極的に出店している。都心ターミナル型と郊外生活圏型の両面を持つラゾーナ川崎プラザに構えることで、売上げの拡大を狙う。

一汁旬菜は、旬の食材にだしを利かせた汁物や惣菜を通して新しい食のスタイルを提案する惣菜専門店。「和風グリルチキン弁当」(900円)、「だしわっぱ飯」(980円)、「和風ポテトサラダ(いぶりがっこ)」(300円)、「おだしで食べる華味鳥とり天」(540円)などを販売する。

20年5月にシァル横浜に1号店を開き、その後西武池袋本店、ニュウマン新宿、二子玉川東急フードショー、松坂屋上野店と出店を重ねてきた。このうち、好調なのがニュウマン新宿店。「新宿駅構内に位置し、通行人数が多い。加えて、周辺に競合するショップが少ないため、当店を選んで頂いているようだ」と広報担当者は語る。今後は無暗に拡大はせず、スクラップ・アンド・ビルドで続ける方針。

ラゾーナ川崎プラザは全国的にも売上高がトップクラスの商業施設で、大きな期待を寄せている。「客数が非常に多く、一汁旬菜にとっては試金石となる。ここの売上げや傾向を今後の方向性の参考にしていく」(同)。目標の売上高は1月あたり450万円。品揃えは客の反応を見ながら、ハロウィンや冬至、恵方巻など、歳時記にも合わせて展開する。