一気呵成(いっきかせい)だ――。11月末~12月初旬にピークを迎える歳暮商戦で、百貨店業界の各社は品揃えや販売体制などを強化し、前年を超える売上げを目指す。中元や歳暮の市場は長く縮小傾向だったが、コロナ禍による旺盛な「イエナカ消費」、帰省の自粛などが自家需要や贈答需要を促進させ、昨年の歳暮商戦や今年の中元商戦は健闘。特にインターネット通販は好調だった。今年の・・・
一気呵成(いっきかせい)だ――。11月末~12月初旬にピークを迎える歳暮商戦で、百貨店業界の各社は品揃えや販売体制などを強化し、前年を超える売上げを目指す。中元や歳暮の市場は長く縮小傾向だったが、コロナ禍による旺盛な「イエナカ消費」、帰省の自粛などが自家需要や贈答需要を促進させ、昨年の歳暮商戦や今年の中元商戦は健闘。特にインターネット通販は好調だった。今年の・・・
約120着のコート、話しかけられずに自由に試せます――。そごう・西武が、新しい売り方を始めた。そごう横浜店の3階のプロモーションスペースに2日、レディスとメンズを合わせて33ブランド・約120着のコートを集積。買い方や各ブランドのショップの場所など困った時に話せる社員は配するが、原則として接客はしない。コートを買いたい客は、各ショップを訪れるか、そごう・西武・・・
2カ月連続減もマイナス幅改善、19年比は36%減に 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(73社・190店)の9月売上高は3188億円余で、前年比(店舗調整後)は43%減となり、前月(117%減)に続き前年実績を下回ったものの、マイナス幅は改善した。前月に続き緊急事態宣言とまん延防止等重点措置による主要顧客の外出自粛などが影響した。ただ、感染者数・・・
感染再拡大が直撃、再びマイナスに、19年比で32%減 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(73社・191店)の8月売上高は2783億円余で、前年比(店舗調整後)は117%減となり、前月のプラス(42%増)から、再びマイナスに転じた。全国的な新型コロナウイルス感染症急拡大による主要顧客の外出自粛、混雑時の入場制限、一部テナントの休業、これらに大雨・・・
注)概況の文章は全て百貨店の発表によるもの 高島屋 大阪店 11 堺店 ▲12 京都店 ※1 09 泉北店 ▲28 日本橋店 140 横浜店 89 新宿店 123 玉川店 63 立川店 26 大宮店 ▲66 柏店 ※1 ・・・
そごう・西武は11月3日、同社の紙製の買い物袋風のオリジナルエコバッグを発売する。西武デザインとそごうデザインの2種類あり、価格は1540円。同社は昨年7月、「容器包装リサイクル法」の省令改正にともない、買い物袋の素材を環境に配慮したものに変更し有料化。以降「紙袋と同じデザインのエコバッグがほしい」という要望が顧客から寄せられており、それに応えた。 ・・・
そごう・西武は26日、西武池袋本店で2022年の元日に販売する福袋の一部を発表した。コロナ禍で定着した新しいライフスタイルに照準を合わせ、惣菜や弁当、デザート、ワインなどのセットを自宅やオフィスなどに届けてもらえる「デパ地下グルメ ごちそうデリバリー福袋」、いわゆる「ワーケーション」を楽しめる「気軽に八ヶ岳の自然を満喫!森林浴をしながらワーケーション福袋」な・・・
注)概況の文章は全て百貨店の発表によるもの 高島屋 大阪店 -73 堺店 -60 京都店 ※1 -46 泉北店 -53 日本橋店 -11 横浜店 ※1 -07 新宿店 39 玉川店 40 立川店 06 大宮店 -118 ・・・
高額品と食品がけん引、再びプラスに、19年比も改善 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(73社・191店)の7月売上高は4020億円余で、前年比(店舗調整後)は42%増となり、4カ月ぶりのマイナスだった前月(16%減)から、再びプラスに転じた。時計・宝飾品など高額品と、イエナカ需要増による食料品がけん引した。入店客数も前月のマイナス(5%減)か・・・
4カ月ぶりのマイナスも、19年比で2割減まで戻す 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(73社・191店)の6月売上高は3715億円余で、前年比(店舗調整後)は16%減となり、4カ月ぶりにマイナスに転じた。緊急事態宣言対象地区店舗の土日休業や営業時間短縮、外出自粛による集客減が響いた。入店客数も5%減だった。前々年(19年6月)比では206%減と・・・
“未来の百貨店”への1歩を踏み出した。西武渋谷店は2日、パーキング館の1階に「OMO」(=Online merges with Offline)型の売場「CHOOSEBASE SHIBUYA(チューズベース シブヤ)」を新設。「サステナビリティ」をキーワードに、若手のクリエイターや「D2C」(=Direct to Consumer)型のブランドを手掛ける企業・・・
3カ月連続増も、19年比は43%減、前月より厳しさ増す 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(73社・191店)の5月売上高は2465億円余で、前年比(店舗調整後)は652%増となり、3カ月連続で前年実績を上回った。前月(1670%増)と同様に前年の緊急事態宣言にともなう臨時休業や時短営業など営業自粛の影響(前年656%減)の反動増が顕著に表われ・・・