地域密着型を新設 6月19日「ソコラ」 武蔵小金井駅南口に 野村不動産
野村不動産は、商業施設「SOCOLA(ソコラ)武蔵小金井クロス」を6月19日に開業する。「武蔵小金井駅南口第2地区市街地再開発組合」と共同で推進する、716世帯を抱える分譲マンションを核とした大規模複合再開発の一部。食品スーパー、大型専門店などに加え、郵便局、クリニックなどのサービス店舗、子育て支援機能としてのアフタースクールなどを設ける。住民の日常ニーズに対応し、コミュニティの場となる施設を目指す。
JR中央線・武蔵小金井駅南口から徒歩3分の場所に立地する。商業施設部分は地下1階~地上4階で、商業施設専有面積は約1万1000平米。全49店舗の入居を予定する。地上26階建と24階建のツインタワーからなる分譲マンション「プラウドタワー武蔵小金井クロス」と各階を接続し、住民が快適に買い物をできるようにする。
最も日常的に利用が見込まれる1階の食品ゾーンは、地域に求められていた専門店で構成する。九州発の食品スーパー「フードウェイ」内には、青果、鮮魚、精肉の専門店を誘致。そのほか高品質グローサリーストア「デイリーテーブルキノクニヤ」、冷凍食品専門店「ピカール」を揃え、施設全体の集客の核とする。
2階にはメンズ、レディース、キッズを扱う大型カジュアルファッションの「H&M」、3階には家電量販店「ノジマ」、100円均一「セリア」など大型の専門店を集積し、より多様なニーズに対応する。
広場を活用したイベントも開催する。1階に広場、4階に屋上広場を設置。1階の広場は駅前広場との連携を含め、集客イベント、地域連携イベントなどでの利用を想定する。4階の屋上広場にはアフタースクール「ミラクルラボ」を誘致し、子育て世代や学生を中心に地域住民が自然を感じられる空間を創出する。
ソコラシリーズは野村不動産が手掛ける地域密着型の商業施設ブランド。都下~郊外地域を中心に、買い物や飲食など日常利用に係る物販、サービス店舗を集積する。