埼玉の食文化を発信 行政など複合 ピーアンドディコンサルティング 「ユープレイス」
ピーアンドディコンサルティングが事業主体となる、川越駅に直結する複合施設「U_PLACE」は6月8日から順次開業する。飲食、サービス、物販に加え、フィットネス、銀行、クリニックモール、行政、ホテルなどの機能も備える。低層商業フロアではクラフトビール「コエド」の旗艦店や、丸広百貨店が手掛ける埼玉県産品「食」のセレクトショップをはじめ、地元で人気の飲食店が新業態での出店を予定。同社は「埼玉県、川越市の食文化を発信していきたい」と述べた。開業日については「新型コロナウィルスの影響で遅れる可能性もある」としている。
ユープレイスは、川越駅西口からペデストリアンデッキで直結する。地上11階建てで、延床面積は約3万3000平米。運営、管理はウニクスが行う。
「コエドブルワリー・ザ・レストラン」はコエドの新業態となる醸造所併設レストラン。作りたての無濾過のビールのほか、全てのコエドビールを樽生で楽しめる。
丸広百貨店が手掛ける食のセレクトショップ「モイサイタマプラス」は施設限定商品や地元とのコラボ商品の開発にも取組み、埼玉県の食文化を発信する。
そのほか、宿泊主体型ホテルの「川越東武ホテル」、フィットネス「ダンロップスポーツクラブ」、行政サービスの「川越市民サービスステーション」、「埼玉りそな銀行」などが入居する。