災害時でもおいしく 防災フェア 西武池袋店
西武池袋本店では、17日まで「防災フェア」を開催している。
いつ起こるか分からない災害に備えて、防災用品を紹介するフェアで、常設の防災コーナー(7階)では普段の生活でも使いやすいアイテムや長期保存可能なパン・ごはんなどを用意。中でも西武池袋本店のオススメは「ローリングストック」だ。
ローリングストックとは、日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すことを繰り返し、常に新しい非常食を備蓄する方法。この方法なら普段から食べているものが災害時の食卓に並び、安心して食事を採ることができる。
例えば大災害が発生したとき、公的な支援物資はすぐに届かないかもしれない。食料品店にも人が殺到し、すぐに商品が無くなる可能性もある。そのため、家庭で非常食等の防災グッズを備える事はとても重要だ。
これまで、備蓄は3日分あれば十分と言われていたが、非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間以上」の備蓄が望ましいとの指摘もある。
1週間分の食糧を備蓄するのは大変そうに感じるが、非常食だけに捉われるのではなく冷蔵庫の中をはじめ台所まわりに目を移せば、1週間分の備蓄となる可能性がある。
例えば、最初の3日間は普段からの食材の買い置きですごす。
次の3日間は、ローリングストックしている食材でまかなう。
それ以降は、乾物や発酵食品などの保存食やインスタントヌードル、フリーズドライ食品、チョコレートなどがあれば乗り切ることができる可能性がぐんと高まる。
西武池袋本店の防災フェアでは手間をかけずに美味しく食べる保存食を多数提案する。
「イザメシ:缶」はごはん3種、おかず6種のラインナップで化学調味料不使用。缶を開けてそのまま食べられる。賞味期限は製造から3年
・生姜風味の牛そぼろごはん(1缶、170g)410円
・甘辛仕立ての牛肉のやわらか煮(1缶、85g)486円
・骨までやわらかさんまの味噌煮(1缶、90g)486円
・花山椒香る麻婆豆腐(1缶、80g)486円
「イザメシ:ごはん」も製造から3年の賞味期限。
・梅しらす雑炊(1人前、360g)411円
・ふわふわ玉子粥(1人前、360g)303円
「イザメシ:おかず」は生姜焼き、チキンカレー、ぶり大根、豚汁、おでんなど普段から親しみやすいメニューをそろえる。
・ほっこりけんちん汁(1人前、310g)486円
・しっかりおでん(1人前、330g)411円
・煮込みハンバーグ(1人前、180g)465円
・ぶり大根(1人前、200g)465円
横浜岡田屋の「おいしい雑炊 あさり入り十穀米」は水やお湯が不要で調理もいらない。開封してそのまま食べられる。賞味期限も製造から7年と長い(1人前280g420円)。
「缶deボローニャ」は持ち運びしやすく、直接手にふれないため衛生的だ。1缶、2個入454円で味も本格的。
また普段の食品売場でも非常食になるものもある。普段から食べなれている味で、賞味期限が少し長く常温保存できる加工品も用意しておくと良い。
・聘珍楼「聘珍楼シェフシリーズ お粥やさん 干貝粥」(1袋、250g)324円
・柿安ダイニング「牛めしふりかけ」(20g×3袋)584円
・富澤商店「ドライフルーツビッツ」(120g)378円
参考:内閣府防災情報のページ http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h25/73/bousaitaisaku.html