京王百貨店は11月末までに新宿店の2~7階を新装する。新規に28のショップと2種類のサービスを導入。好調な非衣料品を拡充するとともに、いわゆる「コト消費」や「トキ消費」への対応も強化し、ターゲットに据える30~50代を取り込む。同社は、小田急電鉄と東京地下鉄が事業主体の「新宿駅西口地区開発計画」の進展に伴う変化をにらみ、約8年ぶりに新宿店の大規模改装に着手。・・・
京王百貨店は11月末までに新宿店の2~7階を新装する。新規に28のショップと2種類のサービスを導入。好調な非衣料品を拡充するとともに、いわゆる「コト消費」や「トキ消費」への対応も強化し、ターゲットに据える30~50代を取り込む。同社は、小田急電鉄と東京地下鉄が事業主体の「新宿駅西口地区開発計画」の進展に伴う変化をにらみ、約8年ぶりに新宿店の大規模改装に着手。・・・
京王百貨店には“虎の穴”がある。文字通り20代の若手社員を鍛えて成長させる場で、新宿店の1階で自主編集する期間限定のショップ「Flat(フラット)」を指す。昨年の10月21日から12月30日は婦人服や婦人洋品、婦人靴などの売場の若手が、今年1月21日~3月31日には寝具やタオル、食器などの売場の若手が、それぞれ取引先との交渉から商品の仕入れ、売場への陳列、接・・・
壬寅(みずのえとら)の初売りは、大賀(たいが、「大いに喜び祝う」を意味する)の結果なり――。東京都と大阪府の主要百貨店の初売りは、コロナ禍の大打撃を受けた前年の数字を大幅に上回った。伸長率は売上げが2~6割、客数が3~7割。「ビフォー・コロナ」の2020年と比較すればマイナスで、ここにきてオミクロン株が猛威を振るうなど2022年の商戦の見通しは不透明だが、ま・・・
京王百貨店は21日、新宿店の屋上をリニューアルオープンした。「緑と水」をテーマに、ガーデニングやアクアリウムの用品、観賞魚、ペットフードなどを扱う「グリーンギャラリーガーデンズ」を導入するとともに、レストスペースを一新。緑と水が感じられる、癒しの空間を形成した。 京王新宿店の屋上は、主にウッドデッキと物販のゾーンで構成。21日にリニューアルオー・・・
京王百貨店が16日に新宿店の4階に開いた手芸専門店「ユザワヤ」が、新客の獲得に成果を上げている。主に婦人服を扱う4階は、売上げの約8割を「京王パスポートカード」の保有者をはじめとする組織顧客が占めるが、ユザワヤでは約6割。10~20代の利用も目立ち、京王新宿店に新客の獲得や客層の拡大を促した。売上げも想定を上回っており、9月は目標を達成する見通しだ。 ・・・
梅雨も真っ盛りだが、百貨店業界では傘をはじめとするレイングッズの拡販に熱が入る。近年の傘の売れ筋のキーワードは「軽量」、「ミニ」、「晴雨兼用」、「耐風」。軽く、コンパクトで、天候を問わずに使える傘に需要が集まる。百貨店ならではのデザイン性に長けた傘を求める客には、インポートを含めた“ブランド志向”も根強い。今年は傘用のケースの動きも良く、そごう横浜店では一時・・・
今年もバレンタイン商戦が盛況を迎えている。各百貨店はコロナ禍による店頭の客数減を補うため、インターネット通販(EC)サイトでの拡販に努めたり、買い物から配送まで請け負うデリバリーサービスを導入したり、「ウィズ・コロナ」の時代に合わせた「リモート映え」や「イエナカ時間」をキーワードにしたチョコレートを充実させたりする。店頭ならではの賑わいやライブ感は購買意欲を・・・