全館装飾で日本の優れたものづくりを発信~クリスマスは福井のリボン、迎春は徳島の藍染めを使用~
松屋銀座では、クリスマスと迎春において、日本各地の優れた技術を使って館内装飾を施します。気軽に旅行できない今こそ、銀座から各地のものづくりを紹介し、その素晴らしさを知っていただく機会を創出いたします。
クリスマス ~リボンでつなげる想い~ 《福井県 リボン》
松屋銀座の2020年クリスマスのテーマは「つながり」です。会いたい人と会えない日々が続く中で迎えるクリスマス。つくり手の思いや、相手を思って贈り物を選んだ方の気持ち、贈られる相手へとリボンでつなげます。国内のリボン生産シェア1位を誇る福井県に本社を置く株式会社SHINDOと、アートユニットRIBBONESIAと共に、約2万メートルの「リボン」を使用して全館のクリスマス装飾を施します。
■期間:11月18日(水)~12月25日(金)(正面口、地下ディスプレイ、スペース・オブ・ギンザは11/25(水)より)
■場所:1階スペース・オブ・ギンザ、1階メインVP、正面ウィンドウなど全館
【製造】株式会社SHINDO
1970年創業(本社福井県あわら市)。手触り、光沢感、品格、強度など品質にこだわって作られるリボン「S.I.C」は国内外の名だたるファッションブランドやスポーツメーカーに支持されている。
【アートワーク】RIBBONESIA(リボネシア)
2010年結成のアーティストユニット。前田麦氏がアートワークを、吉川徹氏がコンセプト作りやプロモーションを手がける。リボンを素材としたアート作品は国内外の展示や広告、店頭ディスプレイ、CMなど多岐にわたる活動範囲の中で創作し続けている。
迎春 ~特大藍のれんで新たなスタートの決意~ 《徳島県 藍染》
松屋創業151年目に向けて「のれん」を掛ける、新たなスタートの決意として、1階スペース・オブ・ギンザ、ショーウィンドウ、地下ポスターを藍のれんで表現します。藍色は来年開催される東京五輪・パラリンピックのエンブレムにも用いられている日本の代表的な色。藍染などの草木染は、化学染料による汚染など環境問題の観点からもサステナブルな染料として注目されています。手がけるのは藍の生産量日本一を誇る徳島県で活動している藍師・染師「BUAISOU」です。
■期間:12月26日(土)~2021年1月5日(火)
■場所:1階スペース・オブ・ギンザ、1階正面ウィンドウ、地下ウィンドウなど
【製作】BUAISOU
藍の本場、徳島で、従来分業制だった藍の栽培から染色、デザインや製作まで一貫して手がける新世代の藍師、染師たち。