美しい色彩の着物の反物を、コートやワンピースに。「<ARLNATA>× 牛首紬 SPECIAL COLLECTION 2 in ISETAN 2021」
会場には美しい色彩を放つ約80点という反物をご用意し、きものや帯へのお仕立はもちろんのこと、寺西氏がデザインする洋服(メンズ、レディス各種)へのオーダーも承ります。
<ARLNATA>クラシックシャツ
牛首紬反物(25万3000円~)+お仕立代(4万4000円~)素材:絹100% ※納期は約3か月となります。
寺西氏が惚れ込んだ素材である<牛首紬>のクラシックシャツ。衿とカフスには<螺鈿織>の生地を使用した贅沢な一品。クラシックシャツは1反から2着お仕立て可能で、親子で、ご夫婦でそれぞれお仕立てするのもおすすめです(お仕立代は2枚分申し受けます)。また、螺鈿の有無はオプションお選びいただけます。
<ARLNATA>
手絣シルクデニム ジオメトリックショートブルゾン 27万2800円
絣シルクカシミア2D半円ニットトップ 7万400円
紋紗ラップスカート 7万9200円
絣糸を使用したデニムジャケットに、紋紗のスカート。寺西氏が全国各地から厳選した素材を活かした、着心地と美しさを兼ね備えた洋服。
※いずれもオンラインストアでご購入いただけます。
<ARLNATA>はブランドというよりもプロジェクト、と語る寺西氏。生産者とお客さまが<ARLNATA>の商品を通じて結び付く、循環するような存在でありたいという思いが込められています。プロジェクト名が、“あなた”「ANATA」と“新た”「A(R)LATA」を組み合わせた造語であることからも、その思いを伺うことができます。
牛首紬や螺鈿織を中心に、寺西氏が全国を探し歩いて見つけてきた日本の伝統技術が込められた素材に、寺西氏のデザイン、そして世界トップクラスの技術を持つ国内のアトリエで丁寧に仕上げられた洋服を通して、伝統技術の新たな可能性や日本ならではのラグジュアリーの在り方をご提案します。
「牛首紬」とは
牛首紬は、石川県白山の麓で800年以上の昔から伝承されている紬で、日本三大紬のひとつに数えられています。二頭の蚕が共同で一個の繭を作り上げた稀少性の高い「玉繭」を用いた、節のある生地が特徴で、「釘抜き紬」といわれるほど丈夫と評されています。
<角印牛首紬>
牛首紬織元の一つで、伝統的な技法を大切にしつつも、積極的に新しい技術を採用することで、今までよりも高い品質の商品を追求しています。パリコレクションに採用されたり、ミラノ生地見本市に出展するなど、世界への発信も積極的に行っています。
「螺鈿織」とは
貝殻を薄くスライスして和紙に貼り付け、それを細く裁断して糸として織り込んで制作された織物。豊かな自然と確かな織物技術があるからこそ成しえる日本が誇る伝統技術の一つです。
<民谷螺鈿>
西陣の伝統的織技法「引箔」の応用により、貝殻を織物にすることに成功した螺鈿織のパイオニア。1300年以上にわたって絹織物の産地としての歴史を持ち、日本海をはじめとした自然の恩恵を豊かに受ける丹後に工場を構え、きもの用工芸帯の製作を続けています。硬く割れやすい貝殻を帯の素材とするために、優れた技術と飽くなき探求心で具現化にこぎつけたアグレッシブさは今も受け継がれています。
京都大学建築学科卒業後、YOHJI YAMAMOTO入社。
その後、イタリア・ミラノに渡り、CAROL CHRISTIAN POELL、ZEGNA傘下のAGNONAで、経験を積んだ後、HERMÈS入社。
2018年日本に帰国し、<ARLNATA>を立ち上げた。
「ヨーロッパのラグジュアリーメゾンではできない、世界の誰もやってないことを、自らの手で創造し発信していきたい」と語る寺西氏。これから<ARLNATA>はポップアップイベントを行い続けながら、日本だからこそ可能なラグジュアリーの価値を問い続け、これからの時代に相応しい新しいラグジュアリーの形を目指しています。
<ARLNATA>×牛首紬 SPECIAL COLLECTION 2 in ISETAN 2021
会期:2021年8月25日(水)~8月31日(火)
※オンラインストアは8月18日(水)~9月29日(水)午前10時まで
会場:伊勢丹新宿店 本館7階 呉服/プロモーション
特設ページ:https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/kimono/kimono_1/shopnews_list/shopnews0148.html
オンラインストア:URL https://www.mistore.jp/shopping/feature/living_art_f2/gofuku91_l.html
※価格はすべて税込です。
※イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。