コーセー、「雪肌精」で透明感のある肌へ導く新シリーズ
コーセーは9月16日、スキンケアブランド「雪肌精」で新シリーズ「クリアウェルネス」を発売する。シリーズ共通成分として、日本産の植物由来の独自成分「イトワ」を配合。潤いバリアの量と質を上げることで、乾燥などの外部環境に左右されない、健やかで透明感のある肌へと導く。
コーセーは今年5月に雪肌精が35周年を迎えたことを機にリブランディングに着手。「今後の雪肌精の中核を担う新シリーズ」と位置付ける。
透明感を高める「効能タイプ」と低刺激性で肌に優しい「フリータイプ」の2タイプを展開する。中心的なターゲット層は、20代~30代前半に定めた。
肌の透明感を高める「効能タイプ」
効能タイプは、化粧水、乳液、美容ジェルクリーム、クレンジング、洗顔せっけんをラインナップ。独自成分のイトワに加え、肌荒れの要因となる酸化物質を抑制する「クラリティブースト成分」を共通で配合。肌の透明感を高める。メインアイテムである化粧水の「ナチュラル ドリップ」は、バイオ由来のまろやかなとろみで、吸い込まれるように浸透する。ゲッケイジュ葉エキスやグリセリンを配合し、べたつき、かさつきのない肌に整える。
低刺激な「フリータイプ」
フリータイプは、化粧水、乳液、クリーム、クレンジング、泡洗顔を揃える。アルコール(エチルアルコール)フリー、パラベンフリー、鉱物油フリー、無香料・無着色、アレルギーテスト済、パッチテスト済、スティンギング(皮膚刺激感)テスト済で、低刺激処方なつくりとした。メインアイテムの化粧水「ピュア コンク」は、透明な低刺激化粧水。カミツレ花エキスやグリセリンを配合し、マイルドな肌あたりで潤いのある肌へ導く。
ボトルは、水の雫をモチーフとした、有機的な曲線のフォルムにデザイン。クリエイティブディレクターとして起用された、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏が手掛けた。
リブランディングで刷新したロゴを使う
リブランディングによって従来の曽蘭隷書体の漢字のロゴを、アルファベットのメインロゴと、明朝体のサブロゴに刷新するのに伴い、クリアウェルネスシリーズもこの2つを使用する。
サステナビリティへの取り組みとして、商品の外装の一部に、生産時の二酸化炭素の排出量が従来の石油系のプラスチック素材より少ない「バイオマスPET」を採用した。そのほか、プラスチックや紙の使用量を削減したり、外箱に日本でのリサイクル率が90%以上以上と言われる段ボール素材を採用したりなど、様々な工夫を凝らしている。