セルフコスメストアを渋谷109に出店 東急百貨店
東急百貨店は3月25日、SHIBUYA109渋谷に、「Dress Table(ドレステーブル)by ShinQsビューティーパレット」を出店する。面積は約76平米。2019年に町田にオープンした新業態「ShinQsビューティーパレット町田店」をはじめとしたセルフコスメストアとして4店舗目となる。
「ShinQsビューティーパレット」は東急百貨店が運営する「渋谷ヒカリエShinQs」のB1、1F「ShinQs Beauty」で培ったコスメと雑貨の組み合わせによるライフスタイル型MDを、顧客が自由に買い廻りできるセルフ販売形式で展開する店舗。既存の3店舗も東急百貨店の編集力をいかし、地域の特性や商業施設のコンセプトに合わせたMDを構築してきた。
今回の出店にあたってSHIBUYA109エンタテイメントが運営する15~24歳に特化した若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.」と協業し、ショップ店装やネーミングを新しく開発した。ドレステーブルbyShinQsビューティーパレットにおいては、「SHIBUYA109 lab.」がコスメを好きな女性を対象に行ったインタビューに基づき、メイクアップブランドのみを集積する。
レビュー動画共有アプリ「ViiBee(ビービー)」と協業したメイクスペースを設置する。メイクのHOWTOや取扱商品のレビューを備え付けのiPadやアプリ上で自由に見ることができる。スタッフやお客さまが商品を実際に使った動画を「ViiBee」上にアップし、顧客参加型の双方向の情報発信でよりリアルな使用感を共有することが可能となる。
東急百貨店は中期経営計画で、「融合型リテーラー」への挑戦を掲げており、新規事業を創出し、多様な事業展開を推進している。今回の出店はその取り組みの一環である。