にんべん、二子玉川東急フードショーに惣菜専門店 初の郊外エリア出店
にんべんは1日、二子玉川 東急フードショーに惣菜専門店「一汁旬菜 日本橋だし場」をオープンした。シァル横浜店、西武池袋本店、ニュウマン新宿店に続く4店舗目で、郊外エリアへの出店は初となる。商品は弁当、惣菜など約18SKUを用意。ターゲット層は30~40代の女性を想定する。目標は年間で5000万円。
一汁旬菜 日本橋だし場は今まで都心部やオフィスの多い場所に店舗を構えていたが、コロナ禍などによる働き方、暮らしの多様化などに合わせ、より生活圏に近い立地を検討。二子玉川エリアは買い物に来た来街者やワーカー、近隣住民など様々な層が利用することから、出店を決めた。
昨年9月と12月には試験的にポップアップ形式で出店し、その売上げに手応えを感じたという。「年配の方や親子連れの利用が多く、『だしわっぱ飯』、『かつおづくし弁当』など弁当の人気が高かった」と直販事業部1課の高島敬祐氏は述べる。
一汁旬菜 日本橋だし場は、「うま味のある、上質な食事を。」をコンセプトに、かつお節やだしを効かせた和のジャンルに囚われない弁当、惣菜を販売する。栄養バランスの優れた日本の食事スタイルである一汁三菜を基本に、だしのうま味と旬の素材を生かした食事を提案する。