東急百貨店、ポップアップストアの出店支援サービスを導入
東急百貨店は17日、COUNTERWORKS(カウンターワークス)が提供するポップアップストアの出店支援サービス「SHOPCOUNTER」を導入し、出店を希望するメーカーやブランド、スタートアップ企業の募集を始めた。対象店舗はたまプラーザ店、札幌店、HINKA RINKA 東急プラザ銀座の3つで、その他は順次対象としていく。
SHOPCOUNTERはポップアップストアなどの短期商業スペースのマッチングや、小売に必要な販売員、什器、店舗オペレーション構築など出店に必要なものをサポートするオンラインプラットフォーム。現在2000以上のレンタルスペースを掲載し、1万3000以上のブランドが登録している。
SHOPCOUNTERの導入によって、イベントスペースでの物販はもちろん、各種サービスやイベント、展示会など、従来は取り扱いのなかった新しいカテゴリーや業態の企業の誘致が可能となる。東急百貨店は「ライフスタイルが変化する中で、百貨店で『買い物をする』だけでなく、楽しさや学びなど『過ごす』場所としての機能を加え、リアルな場だからこそ可能な体験を提供することで百貨店店舗の価値向上を図る」としている。