松屋銀座、紳士で中国発「ダンノン」導入 新しい働き方に対応
松屋銀座本店は2月23日、5階の紳士売場の一部をリニューアルした。新たに「單農(ダンノン)DAN NONG」、「JOSEPH(ジョゼフ)」、「tovho + STATS(トヴホプラススタッツ)」を導入し、自主運営のセレクトショップ「アトリエメイド」で着心地を追求した「アクティブスーツ」のパターンオーダーを開始。ファッションに機能性や快適さ、適度なカジュアルさを求める傾向はコロナ禍によって加速している。他で取り扱いのないブランドや独自のオーダーサービスを手掛けることで、ライフスタイルの変化に対応しながら、松屋銀座ならではの〝訪れる価値〟を創出する。
コロナ禍などをきっかけとした働き方の変化によって、これまで働く男性に必須だったスーツやスーツケースなどの需要は縮小傾向にある。同店でも紳士フロアの売上げは、ここ1年で前年比3割以上減少していた。一方で、着心地の良さと「きちんと感」を兼ね備えたアイテムへのニーズは増加していることから、今回の新ブランド、サービスの導入へと踏み切った。
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