2024年11月19日

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再注目されている伝統工芸品<第42回日本の職人展>

●前期 5月25日(水 )~31日(火 )/後期 6月1日(水 )~6日(月 )●場所:松坂屋名古屋店 本館7階大催事場10時~18時 ※5月31日(火 )は17時閉場

松坂屋名古屋店では、通期でのべ 80店舗以上の伝統工芸品が出展する日本の職人展を開催します。技巧的な部分や機能面において高く評価される伝統工芸品ですが、実はサステナビリティの観点からも今注目を集めています。天然素材でつくられる伝統工芸品は、工業製品と比べ製品化する際に使用するエネルギーが一般的に少ないと言われており、最後は土に還るものが多いので環境負荷が少ないことも特長です。会場では地方に伝わる自然素材や伝統技法で作られる服飾雑貨、食器、家具、インテリア用品などを多彩に紹介します。
  • 現在は3つの村でしか織られていない「しな織」の帽子

シナノキの木の皮から糸を績み布となるしな布。木の皮を剥ぐことから始まる布作りの工程は全て手作業でおこなわれ、約1年をかけて織りあがります。かつては日本各地で織られていましたが、非常に手間のかかる仕事のため各地から消え去り、 今では山形と新潟の県境の三つの村 (関川 ・雷 ・山熊田 )でしか織られていません。

前期〈しな織創芸石田 〉しな織
左:紳士帽子 ※受注承り、納期約 1ヶ月
右:婦人帽子 ※現品他受注承り、納期約 1ヶ月
各 ・税込8万8000円

  • CO2を吸収する自然素材の力「い草」の寝ござ・花ござ

1反(1000 m2 )あたりの「い草畑 」は、1年間で約1.6 tのCO2を吸着すると言われ、これは1人の日本人が1年間に排出するCO2量の約16%に相当します。〈IGUSA LABO〉が自社で管理しているいぐさ畑では、環境配慮の観点から食品規定に近い肥料や農薬を使用しています。

前期 〈IGUSA LABO〉寝ござ
88×190cm 税込8800円

  • いよいよ夏本番を迎える5月後半。自然素材の力で涼しく快適に。

前期 〈つる工房 鷹山〉
山ぶどうカゴ 菱形アジロ(船型 )
税込27万5000円

前期 〈襟立製帽所〉※5/30まで
細麻ブレードキャペリン
税込2万7500円

前期 〈鍋島緞通工房〉
もめんの華 鍋島緞通 (敷物 )
蟹 ・牡丹ミックス他 税込 26万4000円

  • 開催概要

<第42回 日本の職人展>

●前期 5月25日 (水 )~31日 (火 )/後期 6月1日 (水 )~6日 (月 )
●場所:松坂屋名古屋店 本館7階大催事場10時~18時
※5月31日 (火 )は17時閉場