マルショウエンドウ、「ショゾン」を刷新
【訂正】リエートの本体価格を1万4500円~2万2200円と記載しましたが、1万4500円~2万2000円の誤りです(12月19日)
マルショウエンドウは来春夏、オリジナルブランドの「SCHOZON(ショゾン)」を刷新する。新たなコンセプトを「日常に少しのエレガンスを添えるバッグブランド ニュアンスにこだわったモノづくりで 静かに主張する大人のNEWスタンダードを提案します」、テーマを「ハレもケも。」と定め、4種類のシリーズを用意。素材やデザイン、形状を多彩に揃え、テーマの通りフォーマルからカジュアル、トラベルまで対応する。
新生ショゾンは「Lieto(リエート)」、「Raffine(ラフィネ)」、「Cara(カーラ)」、「Fiero(フィエロ)」で構成。全て日本製で、リエートは「カジュアル」、ラフィネは「セミカジュアル」、カーラは「セミフォーマル」、フィエロは「フォーマル」と位置付ける。
リエートはオリジナルのジャカード生地を用いたトラベルシリーズで、高級感がありながらも軽快な印象の素材、充実したポケットをはじめとする高い機能性が特長だ。トラベルに限らず、日常使いにも適う。ジャカード生地には、ショゾンの頭文字である「S」を組み合わせて表現したクローバー柄を施した。遠藤剛商品本部広報販促部執行役員部長は「新生ショゾンのメインとなるシリーズで、独自の細やかさ、質感、形状が支持されるのではないか」と期待を寄せる。6型・3色で本体価格は1万4500円~2万2000円。
ラフィネはナチュラルな“しわ感”が目を惹く無地のナイロンシリーズで、丸みのあるシルエットとさりげないロゴの刺繍がポイントだ。ナイロン素材のツイル織生地を液硫染色し、ナチュラルな風合いとしわ感を表現した。これにソフトな牛革を組み合わせ、上質さも演出する。過度にカジュアルではなく、どんなスタイルにも合わせやすい。5型・3色で本体価格は1万6000円~2万1000円。
カーラは「カッチリし過ぎない」(同社)型押しの牛革を使い、カジュアルから入学式・卒業式まで合わせられる万能のシリーズ。牛革も仕立ても日本製だ。4型・5色で本体価格は3万円~3万8000円。
フィエロは仕立てにこだわったフォーマルシリーズで、上品な水シボ型押しの牛革を使用。エレガントなスタイルに最適で、カーラと同じく牛革も仕立ても日本製だ。新型コロナウイルス禍ではフォーマルの需要が落ち込んだものの、その一段落とともに回復に転じ、「フォーマル用のバッグは売場からの要望が多い」(遠藤執行役員)という。2型・1色で本体価格は3万円~3万3000円。
(野間智朗)