ワコール、守山流通センターを1.6倍に増築
ワコールは、ワコールグループの物流専門会社であるワコール流通の守山流通センターを増築する。自社ECビジネスの成長強化と発送業務の効率化を目的とする。稼働は2022年9月からの予定。
今回の拡張で、増築するのは7300坪(約2万4132㎡)、既存部分を合わせると総延床面積は1万9300坪(約6万3801㎡)となる。守山流通センターの倉庫面積は従来比1.6倍、発送能力は1.3倍に増強される。現在、外部業者に委託している一般顧客向けの配送業務を自主で運営できるようになる。また、ワコールの商品在庫が一元化され、オムニチャネル戦略の推進に向けた物流モデルが構築される。
最新のマテリアルハンドリング機器を導入し、効率的な物流運営を実現する。また今後の小売環境の変化に機動的に対応できる体制を構築し、多様化する需要に応える。
守山流通センターは、2006年の稼働開始から、主に国内の卸売事業の物流拠点として、入荷・在庫の管理・ピッキング・発送などの一貫した物流システム体制を構築してきた。