虎屋、新社長に18代目当主・黒川光晴氏が就任
虎屋は、6月29日付で社長を交代した。取締役副社長を務める虎屋18代・黒川光晴氏が代表取締役社長に就任し、17代・黒川光博氏は同日付で代表取締役会長に就いた。
黒川光晴(くろかわ・みつはる)氏略歴=昭和60年3月13日生まれ。平成20年米・マサチューセッツ州バブソン大学経営学部卒。同年、虎屋入社。同22年仏・パリ店勤務、同23年他社にてUAE、サウジアラビア、シンガポールなどで貿易関連業務に従事、2013年虎屋社長室、TORAYA CAFÉ事業部、2018年取締役副社長。35歳。
新社長は「先人の軌跡を学び、虎屋を支えてくださる皆様に感謝し、経営理念である「おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く」という思いのもと、これからの新しい時代に私たちがなすべきことは何かを真剣に考え、社員と共に歩を進めてまいります」と挨拶を掲載している。
虎屋は室町時代後期の京都で創業し、5世紀にわたり和菓子屋を営む。明治2年の東京遷都に伴い東京にも店を構え、2019年に東京出店150年を迎えた。
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