タカシマヤゲートタワーモール、コスメや衣料品を改装 SNS発のブランドも
ジェイアール東海高島屋は今春、タカシマヤ ゲートタワーモールをリニューアルする。2~4月にかけて順次、コスメや衣料品を中心に11ショップを開く。うち6ショップが東海地区初出店。SNSやECサイトで人気の高いブランドや、フェムテックアイテムを扱うブランドも誘致した。
新規11ショップのうち、コスメが4、ファッション衣料が3、ファッション雑貨が2、生活雑貨が1、サービスが1となる。SNSのインフルエンサーが手掛ける「Ameri VINTAGE(アメリヴィンテージ)」、「TINA:JOJUN(ティーナ:ジョジュン)」、「Aíam(アイアム)」といったブランドも導入した。
Ameri VINTAGEは、黒石奈央子氏がブランドディレクターを務めるファッションブランド。動画共有アプリ「インスタグラム」を活用したマーケティングなどによって、20~30代を中心に幅広い層から支持を得ている。オリジナルブランド「AMERI」がつくる最新の流行と、古くから価値ある“VINTAGE”アイテムを融合したスタイルを提案する。
TINA:JOJUNは、動画投稿サイト「Youtube」などで活躍するインフルエンサー・加藤愛里氏が2021年に立ち上げた。「古くて新しい」、「定番だけど被らない」、「シンプルだけど奥深い」といった相反するこだわりと、世代を超えて受け継いだ感性を落とし込んだファッションを展開する。
Aíamはインスタグラムで30万人以上のフォロワーを持つMANAMI氏がプロデュースするライフスタイルケアブランド。「自分で自分を認めてあげてほしい、自分らしさを大切にしてほしい」という願いから誕生した。スキンケアアイテムに加え、フレグランス、バス・ボディケア、キャンドルやディフューザーなどを取り扱う。
コスメカテゴリーでは、最近注目が集まるフェムテックブランドも登場する。「Waphyto(ワフィト)」は植物を研究する森田敦子氏による植物バイオメソドロジーブランド。東三河地方で栽培された植物が持つ力を活かした処方と成分で、肌や髪、デリケートゾーンまで、女性の様々なライフステージに寄り添うアイテムを提案する。