カネボウ肌に極薄膜を形成、「SENSAI」新しいケア方法
カネボウのプレステージブランド「SENSAI」は12月4日、「バイオミメシスヴェール」シリーズを発売する。美容液、高性能小型機器、化粧液の3品で、機器を用いて化粧液を直接肌に吐出し、肌上に極薄膜を作る花王グループの技術「ファインファイバーテクノロジー」を応用した商品の第1弾となる。12月から日本の店舗で先行販売を始め、2020年2月から欧州を中心に海外で取扱いエリアを拡大する。
商品は、美容液の「ヴェールエフェクター」(本体1万2000円、リフィル1万1500円)、小型機器の「ヴェールディフューザー」(5万円)、化粧液の「ヴェールポーション」(8000円)の3品。使い方は、夜のスキンケアの最後に、まず美容液を肌に馴染ませる。次に小型機器に化粧液をセットし、肌に吹き付ける。すると肌の上に極薄ヴェールが形成され、肌に馴染む。ヴェールが寝ている間に肌の湿潤環境を整えて乾燥から守り、翌朝剥がして完了。この新たなスキンケアの方法を「メタスキンケアサイエンス」と表現し、世界に発信していく。
日本では12月4日に伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店で、20日からジェイアール名古屋髙島屋で取扱いを始める。海外では来年2月にイギリスのハロッズ百貨店、フランスのボンマルシェ百貨店で発売。以降、海外の百貨店などで順次販売を広げていくという。