三井不動産、ららぽーとをクアラルンプールにオープン 大規模まちづくりの中心的存在
三井不動産は、マレーシア・クアラルンプールにて「三井ショッピングパーク ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター(BUKIT BINTANG CITY CENTRE)」(以下、ららぽーとBBCC)をオープンすると発表した。ららぽーと事業としては東南アジア初、海外では4月に開業した「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」に続く2施設目となる。来年1月20日に、約400店舗が順次オープン。日本発のショッピングモールとして、新たな顧客体験を創出し、文化・トレンドの発信拠点となる施設を目指す。
ららぽーとBBCCは、クアラルンプール中心市街地で開発が進む、商業施設、分譲住宅、サービスアパートメント、オフィス、ホテル等から構成される、全体敷地面積約7万8500㎡の大規模まちづくりプロジェクト「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト」の中心的存在だ。日本国内の施設を含めても最大規模(店舗面積約8万2600㎡)のフラッグシッププロジェクトで、開業をもってまちびらきを迎える。今後も参画するサービスアパートメント事業(2024年開業予定)をはじめ、順次開発を続ける。三井不動産は、日本国内で培ったノウハウや経験に基づき、上海、台湾含めアジア諸国における商業施設事業を進める。
同施設は、多様なニーズを持ったマレーシアの客に対して新しい価値を提供する場として、従来型のモノ・サービスを購入する場だけではなく、滞在時間の体験そのものを楽しめる場を用意する。大型ライフスタイル提案セレクトショップの「Metrojaya」や、新たな体験価値を提供するエンタメ型空間として「Nitinagin&Co」等はオープン。また、マレーシア国内をはじめ、日本、韓国など様々な国で人々に親しまれている店舗がラインナップする。日本発の商業施設ならではのネットワークを生かし、日本でよく知られている「NITORI」、「Nojima」、「JONETZ by DON DON DONKI」なども出店する。
スマートフォン上でワンストップ型の顧客サービスを提供のために、同施設専用の会員アプリの運用を開始する。アプリを通じ、セール・イベントなどの最新情報やアプリ会員限定の割引・サービスを受けられるクーポンを届ける。会員アプリのカメラでQRコードを撮影することで、駐車場所の記録、現在地の確認、近隣店舗のクーポンの取得などが可能。