メッセフランクフルト ジャパン、22年「インテリア ライフスタイル」の出展者を募集
メッセフランクフルト ジャパンは、インテリア・デザインのための国際見本市「インテリア ライフスタイル」の出展者を募集する。新型コロナウイルスの影響で中止が続いた同本市は、来年6月1日~3日の3日間、東京ビッグサイト西展示棟で30回目の開催を迎える。デザイン性に優れた衣・食・住に関わる小物、インテリア雑貨を取り扱う出展者と、商材を探す来場者に「リアル」の商談の場を提供する。
前回の来場実績では、小売、専門店、百貨店が全体の32%を占め、85%が買付け権限や影響力を持っていた。昨月に開催した姉妹見本市「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」では、出展者から「コロナ禍にも関わらず、想像よりも多くの来場者と商談ができて驚いている」、「来場者の熱量が違う。百貨店、セレクトショップ、ハウスメーカーなどから問い合わせがあった」と声も上がった。
来年のディレクターは、引き続き建築設計事務所、SUPPOSE DESIGN OFFICEの谷尻誠氏と吉田愛氏が務める。毎回注目を集めるアトリウム特別企画では「Blooming」をテーマにすべての出展者の世界観が咲き誇り輝くようなブースを提案し、これからのビジネスの明るい道筋となるような空間デザインを目指す。
来年から既存の1小間9平米より一回り小さい出展スペースも加える。新サイズは6.3平米で、小物商材を扱う出展者のニーズに応える。また、商材やテーマにあわせたゾーン構成に「エシカル」を新設。社会への貢献や繋がりに価値を見出す消費者が増える中、環境保全、アップサイクル、フェアトレード、障がい者支援、オーガニックや地産地消などの商材を募集する。
「インテリア ライフスタイル」は、ドイツ・フランクフルトで開催される世界最大級の国際消費財見本市「アンビエンテ」と、テキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル」の二つを母体とし、強力なグローバルネットワークを活かして日本国内だけではなく世界市場への進出もサポートする国際見本市。