ナイガイ、フェムテックブランド「整(トトノ)」が好調 肌着で血行を促進
ナイガイのフェムテックブランド「整(TOTONO)」が好調だ。昨春にスタートし、量販店を中心にポップアップショップのオファーは後を絶たず、ナイガイの直営店では常設化も増えてきた。遠赤外線を放射する特殊プリントを生地に施したソックスやインナー、腹巻などを展開。血行促進や疲労回復といった効能を持つ。
商品は全て、テラヘルツ光波を含む遠赤外線を放出する鉱石をプリントした素材「テラックス ケアテクト」を身体側の生地に採用。テラヘルツ波とは1秒間に1兆の分子振動をする電磁波で、電波と光波の両方の性質を備える。水分子にエネルギーを与えることで、血流に作用し、血行を促進する。
つま先のないタイプのハイソックス「フットケア」(2200円)は着圧とは異なる履き心地でむくみを改善する。「長袖インナー」(6600円)、「タンクトップインナー」(5500円)は筋肉疲労や肩こり、腰痛などにアプローチ。休む時だけでなく、外出する際のインナーとしても使える。
「はらまき」(4400円)は身体を締め付けずにゆったりと包むカノコ編みを採用。オンでもオフでも着用できる。「マスク」(2200円)は顔のむくみや疲れ、「アイマスク」(2750円)は眼精疲労を改善。シーンや悩みの部位に合わせて豊富なバリエーションを用意した。
昨春の発売以降、東急ハンズ、ロフト、プラザなどでポップアップを中心に展開。売れ行きは順調で、中でもアイマスクやマスク、はらまきの人気が高い。しかし「価格は競合と比べてやや高く、また商品の特性上、効果・効能を十分に理解してから買って頂きたい」(広報担当者)ため、現在は百貨店での取り扱いも計画しているという。