2024年11月19日

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あべのハルカス近鉄本店、北海道どさんこプラザをオープン

名古屋以西では初出店となる「北海道どさんこプラザ」

あべのハルカス近鉄本店は15日、タワー館2階に「北海道どさんこプラザあべのハルカス店」(以下、どさんこプラザ)を開いた。近鉄百貨店と北海道貿易物産振興会が共同で運営し、71.7㎡の売場に約700点を揃える。あべのハルカス近鉄本店の近隣に住宅が多いため、他のどさんこプラザより、いわゆる「ご飯のお供」など惣菜を充実化。20代をはじめとする若年層を取り込むため、ラーメンやスープカレーの品揃えも増やした。催事用の場所も構え、週替わりで限定商品を販売する。どさんこプラザとしては14店舗目(国内では11店舗目)で、名古屋以西の関西圏では初めて。

バイヤーの推奨品を紹介するコーナーも構える

15日にはオープニングセレモニーを実施。近鉄百貨店の秋田拓士社長、北海道貿易物産振興会の髙橋清一郎会長、北海道の土屋俊亮副知事が出席した。秋田社長は「北海道は農産物や海産物などが豊かで、それらを紹介して、お客様に感動して頂けるようなショップを目指す。明るいニュースが少ない中、お客様の心に明かりを灯すスタートにもしたい」と意気込んだ。

15日にはオープニングセレモニーを実施。左から近鉄百貨店の秋田社長、北海道の土屋副知事、北海道貿易物産振興会の髙橋会長

15~28日には「六花亭」の、22日~10月12日には「カルビー千歳工場」の、29日~10月19日には「Kコンフェクト」の、それぞれフェアを開催。じゃがいもや鮭などの限定販売も定期的に行い、客足を呼び込む。あべのハルカス近鉄本店はコロナ禍で北海道物産展を休止しており、どさんこプラザはその“穴埋め”も担う。近鉄百貨店の広報担当者は「北海道物産展を再開するまで、お客様を繋ぎ止める“種蒔き”として期待したい」と話した。