2024年11月19日

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世界の小売業ランキング 上位250社で4.7兆ドル 日本トップはイオンの13位

デロイト トーマツ グループは15日、「世界の小売業ランキング2020」を発表した。今年で調査開始から23回目を迎えるGlobal Powers of Retailingの最新版を日本語訳したレポートで、全世界の小売業者から2018年度(19年6月30日までを期末とする事業年度)の売上高で上位の250社をランキング化。250社の合計売上高は前年比4.6%増の4兆7400億米ドル、平均売上高は同8%増の190億米ドルだった。ランクインした日本の企業は前年より2社少ない29社で、トップはイオンの13位。

同レポートは、250社を地域別、セクター別に分析しているほか、世界経済の展望に加え、急成長企業50社と新たにランクインした企業について解説する。250社の合計売上高は前年から2100億米ドル、平均売上高は14億米ドル、それぞれ増加。13年度~18年度における売上高の平均成長率は、5%を記録した。

トップ5の顔ぶれは昨年と同じだが、米アマゾン・ドット・コムが初めてトップ3に入った。1位は22年以上連続で米ウォルマート、2位は6年連続で米コストコホールセールだった。

 

日本の企業はトップ250に29社が入った。13位のイオンを筆頭に、19位のセブン&アイ・ホールディングス、52位のファーストリテイリング、67位のヤマダ電機、92位のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスまでが日本のトップ5。その後には、百貨店業界から三越伊勢丹ホールディングスが続いた(全体で101位)。