そごう・西武、武蔵小杉に食品中心の小型店
そごう・西武は28日、セブン&アイ・ホールディングスが東急東横線およびJRの武蔵小杉駅近くで運営する大型商業施設「グランツリー武蔵小杉」の1階に、食品を中心とする小型店を出す。売場面積は約120平米で、約25ブランド・約200点の食品と7ブランド・約90点のギフトを揃える。そごう・西武は、グランツリー武蔵小杉が開業した2014年11月22日にも、主に衣料品を扱うショップを2階にオープン。専用の個室からインターネットでそごう横浜店や西武渋谷店と繋ぎ、リアルタイムで説明を受けながら買い物が可能な「ライブショッピングサービス」も注目されたが、売上げは伸び悩み、17年8月27日に営業を終了した。しかし、昨年来のコロナ禍では「イエナカ消費」が増加。いわゆる“デパ地下グルメ”の需要も伸びており、食品特化型での再出店を決めた。