2024年11月19日

パスワード

購読会員記事

うめきた2期始動 27年度の街びらき目指す

三菱地所を代表とするうめきた2期開発事業者9社は、「うめきた2期地区開発事業」を始動した。大阪市梅田駅の北側に位置する街区に、商業、居住、宿泊、業務といった機能を集積し、エリアの国際競争力を高める。街区は北街区、都市公園、南街区で構成され、オフィス、商業施設、住宅、ホテルなどが入る。街区内や周辺施設との回遊性を高める歩行者ネットワーク形成も行う。2024年夏頃に一部民間宅地や一部都市公園を先行でまちびらきし、27年度に全体開業を予定する。

 

事業では、都市機能の集積、周辺アクセスの整備に加え、地区の魅力向上に寄与する公共的空間等の整備、次世代まちづくりのモデルとなる取り組みなども行う。

北街区と南街区にはどちらも賃貸棟、分譲棟の2つが建ち、分譲棟は約600戸の都市型住宅となる。賃貸棟は商業施設、オフィス、ホテル、MICE(国際交流向けのホール、会議室)に加え、うめきた地区の新産業創出・産学官民交流拠点となる施設も設ける。