飲食中心に66店舗 JR東日本と鉄道会館「グランスタ東京」6月17日
飲食中心に66店舗 JR東日本と鉄道会館「グランスタ東京」6月17日
JR東日本と鉄道会館は、東京駅北通路周辺整備に伴い新設するエキナカ商業空間「グランスタ東京」(1階と地下1階)を6月17日に開業させる。2層合計の店舗面積は約6500平米で、飲食店を中心に66店舗を集積する。既存のエキナカ施設と合わせた店舗面積は約1万1300平米に広がり、店舗数は154店舗に増える。JR東日本では最大規模のエキナカ商業施設に生まれ変わる。
グランスタ東京の開発コンセプトは、「そこにいけばきっと何かがある」で、「驚きや感動を発見してもらえる場所」、「全ての顧客に新たな価値を提供する場所」を目指す。
66店舗のうち約半数が飲食店で、合計約1000席を有する飲食ゾーンを設ける。
本格的なレストランから横丁をイメージした飲食店まで和洋中の多彩なジャンルを取り揃え、ゆっくりと過ごせる空間も提供する。「近畿大学水産研究所はなれ」、「天然本まぐろ ありそ鮨し」、「肉卸小島」、「とんかつまい泉食堂」、ラーメン「雷」(以上1階)、「東洋軒」、「南国酒家」、「東京餃子スタンド ウーロン」、「スパイスカリー新宿中村屋」(以上地下1階)などが揃う。
食物販では、老舗菓子店から話題のスイーツショップまで揃え、各店舗では「新しい東京土産」を提供する。「薫るバター サブリナ」、「メゾン カカオ」、「プティ ガルガンチュア」(以上洋菓子、1階)、「ガトーフェスタハラダ」(地下1階)などが出店する。
また、地下1階には、吹き抜けのある待合空間「スクエアゼロ」を新設。ここでは日本の魅力を発信するイベントも開催する。この他、地下1階には北地下自由通路に直結する改札口が新設され、改札口周辺にクローク機能を設置して利便性を高める。