東急百貨店、「渋谷 東急フードショー」の和洋菓子売場をオープン
東急百貨店は1日、渋谷駅直結の複合施設「渋谷マークシティ」の1階に、和洋菓子売場を開いた。同売場限定、商業施設初をはじめ37のショップと2カ所のイベントスペースで構成され、一部のショップは作業の様子を見られるようにするなど“ライブ感”も追求した。東急百貨店は昨年9月にも、渋谷マークシティの地下1階に生鮮品やグローサリーを揃える売場をオープン。今年7月10日には渋谷地下街に惣菜売場を構え、全104のショップからなる「渋谷 東急フードショー」(以下、東急フードショー)が完成する。
和洋菓子売場の名称は「スイーツゾーン」で、面積は約1320㎡。限定のショップには、パウンドケーキの専門店「ATELIER MELLOWHICH(アトリエ メロウウィッチ)」、カフェを併設したベーカリー「THE STANDARD BAKERS FARM(ザ スタンダード ベイカーズ ファーム)」、焼き立てのチーズタルトの専門店「チーズころん by BAKE CHEESE TART」、チョコレート菓子の専門店「REICACAO(レイカカオ)」、著名なシェフパティシエ・大山恵介氏が構想から開発までを担当した“発酵×熟成バター”の「Lait ribot(レ リボ)」が名を連ねる。
商業施設初は、和菓子とフレンチを融合させた「ATELIER FUJITA(アトリエフジタ)」、東京都・半蔵門で人気の洋菓子店が初めて展開するテイクアウト専門店「TiMi(ティミ)」、東京都・恵比寿の生キャラメルシフォンケーキの専門店が手掛ける「MERCER bis(マーサー ビス)」、伝統的な欧州の製菓技術に基づいた生菓子などを販売する「Megan – bar & patisserie(ミーガン バー&パティスリー)」の4ショップ。バウムクーヘンの専門店「AnniBAUM(アニバウム)」、秋田県の菓子店「くら吉」、鹿児島県直送のさつま芋だけを使う芋スイーツ専門店「高級芋菓子 しみず」、新感覚の和スイーツ「大三萬年堂 HANARE」、おかき「中央軒煎餅」、注目のシェフパティシエ・遠藤泰介氏の「パティスリーカメリア銀座」、洋菓子やパンの「フェルム ラ・テール美瑛」の7ショップが渋谷地区初だ。