チェーンストア・コンビニ2020年暦年売上高、コロナ禍で明暗
チェーンストアの2020年暦年(1~12月)売上高の既存店前年比は0.9%増となり、5年ぶりにプラスに転じた。売上高の7割近くを占める食品がけん引した。対してコンビニエンスストアは全店が4.5%減、既存店が4.7%減となり、全店は現在の方法で統計を取り始めた05年以降初めてマイナスだった。コンビニはオフィス街や観光地の店舗の苦戦が足かせとなった。コロナ禍の外出自粛や巣ごもり消費の高まりに伴う「都市圏」から「生活圏」への消費の潮流が業績に反映され、明暗がくっきりと表れた格好だ。
すでに購読済のユーザーは以下からログインし、引き続きお楽しみ下さい。