西川、日本人の睡眠を調査した「睡眠白書2020」を発表
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西川は9月3日の「睡眠の日」に日本人の睡眠実態を調査した「西川 睡眠白書 2020」を発表した。今回の調査では過去行った「日本人の睡眠調査」の主要項目に、新型コロナウイルス流行前後の睡眠状態の変化を加えて調査した。睡眠白書は2018年から毎年発表しており、今回で3回目となる。
主要項目に加えて、新型コロナウイルス流行前後の睡眠状態の変化を調査した。結果、約8割の回答者が熟睡感や目覚めの良さ、寝つきの良さ等の変化について「変わらない」と回答。しかし、状態が悪化したと認識する人も少ならからずおり、心身ストレス増加や活動量低下の影響が懸念される結果がでた。また親から見た子どもの睡眠状態の変化も調査。子どもの学齢によりばらつきが見られ、特に高校生においては他の学齢に比べて睡眠状態が悪化している傾向があった。今後は、新しい生活様式に沿って心身ストレスや活動量を意識した睡眠のとり方を考慮していく必要がある。
例年調査している主要項目では、「不眠症の疑いが高い」人が5割弱を占めた。特に20代、30代が多い傾向にある。世界保健機構(WHO)が中心になって設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した世界共通の不眠判定方法「アテネ不眠尺度」の質問に則り、1万人に調査。全体の49.1%が 不眠症の疑いが高いという結果となった。これは前年の50.1%を1.0ポイント下回った。年代別では、20代、30代で不眠症の疑いが高い人が6割弱となり、他の年代と比べて不眠症䛾疑いが高い人が占める割合が高い傾向にある。
「西川 睡眠白書」の全文は、下記より閲覧できる。
https://www.nishikawasangyo.co.jp/company/laboratory/hakusyo/
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