キリン、新「一番搾り 糖質ゼロ」完成発表会 唐沢寿明さんらが登場
キリンビールは24日、リニューアルした「一番搾り 糖質ゼロ」の完成発表会を行った。同商品は今年7月にリニューアルを実施。糖質ゼロをそのままに、飲みごたえを強化してより味を進化させた。発表会には俳優の唐沢寿明さん、鈴木亮平さん、榮倉奈々さんが参加。新旧の飲み比べを行い、飲んだ感想などについて語り合った。
一番搾り 糖質ゼロは20年10月の発売以降、機能系ビールとして幅広い層から支持を獲得。今年5月末時点で発売からの販売数量が累計3億本(350ml缶換算)を突破した。他方で、一部の客からは「飲みごたえは『キリン一番搾り生ビール』には劣る」、「機能系ビールはおいしくない」という声が寄せられ、「一番搾り」ブランドとしてのおいしさの実現に課題があった。
そのため、今回のリニューアルでは味の進化に注力。「一番搾り製法」はそのままに「糖質カット製法」に磨きをかけ、麦芽を増量し、ホップ配合を見直した。これによって一口目に感じるビールの飲みごたえを向上させ、後味はすっきりと澄んだ味わいを実現した。結果、発売前の調査では、味覚評価が従来品から約1.4倍に向上した。
24日の完成発表会では、俳優の唐沢寿明さん、鈴木亮平さん、榮倉奈々さんが登場した。乾杯の前に、唐沢さんと鈴木さんが新旧の一番搾り 糖質ゼロを飲み比べ、どちらが新しい方かを当てるゲームを行ったところ、2人とも正解。「すぐにわかります」、「おいしさが違いますね」と口々に語った。
乾杯の後に飲んだ印象を聞くと、唐沢さんは「正直、それほど味は変わらないだろうと思っていましたが、あまりに変わったので驚きました」と感想を吐露。鈴木さんは「一番搾りと同じくらい好き。糖質を抑えたい時期は、これを飲んでいきたい」と述べた。榮倉さんは、「ビールを気兼ねなく楽しめる商品に出会えて嬉しいです」と語った。