津松菱の「三重の食フェア」好評 第3弾を京急百貨店で開催
首都圏百貨店を対象に始まった津松菱主催による「三重の食フェア」の第3弾が京急百貨店で開かれた。「三重県特別販売会」と題して11月25日~12月1日までの1週間開催された同フェアには三重県内の5業者が出店した。2会場で展開され、地下1階食品催事場には「三重おわせ久㐂」と「さわだ一休庵」。
1階京急線上大岡駅改札口前特設会場に「カフェドアンダニエルズ」と「かいだ食品」、「大台園」。三重おわせ久㐂は「牡蠣めし膳」「鯛めし膳」などを実演販売。同フェア初登場のさわだ一休庵も赤ころ、くさ餅を実演販売。他に草もち、いちご大福なども販売。カフェドアンダニエルズは自家焙煎珈琲と桑名もち小麦を使った珈琲ガトーショコラ「九華ショコラ」を取り上げた。ちなみに九華ショコラは2020年みえセレクション選定商品楽天ランキング1位を獲得した商品。かいだ食品は「伊勢うどん」、大台園は「やぶ北茶」各種を展開。
地下1階食品フロアにある食品催事場は食品フロアに足を運んだ顧客の立ち寄りがあり、三重おわせ久㐂の牡蠣めし膳、鯛めし膳、さわだ一休庵の赤ころ・くさ餅とも主婦や年配層を中心に売れ行きが良かった。三重おわせ九㐂は過去に京急百貨店の食品催事に出店していることから購入実績のある顧客からの支持もあった。また、午前中に購入された客が午後にまた来られ、今度はうなぎまぶしなどを5個まとめて購入したケースもあった。もう一方のさわだ一休庵は売場に併設して実演スペースを設け、そこで職人が手作りしたできたての赤ころ、くさ餅を提供したことが人気となった。
1階の改札口前特設会場の場合は、会場が改札を出た正面にあったことから電車利用のフリー顧客の立ち寄りがあった。こちらの一番人気はかいだ食品の伊勢うどんで、過去に食べた経験があり、懐かしいうどんがあったと購入される人や、リピーター客、初めて購入される人もみられたという。両会場を通じていえることは午前中の人の出が良く、昼頃は中だるみとなり、夕方からが一番のピークとなったようだ。
津松菱が展開する三重県自慢の美味しいもんを首都圏に紹介する「三重の食フェア」は第1弾の松屋銀座店、第2弾の東武百貨店池袋店、そして今回の京急百貨店で第3弾まで終わった。年が明けると第4弾となる三重の食フェア(1月5日~1月10日)が八木橋で始まり、1月20日から京王百貨店新宿店で開催となり、3月後半からは西武百貨店池袋店で2週間の会期で開催される予定。
〔「三重の食フェア」に関する内容や開催希望等の問い合わせは津松菱常務営業本部長川合まで,059-228-1311(代)〕