ファッションとカルチャーの祭典「つづくつなぐマーケット」
高島屋の未来を担う若手社員(24歳~35歳)10名が、「高島屋創業190周年」を機に、未来の百貨店の姿について考え、企画立案、出店交渉、運営まで手掛けた新規のイベント。「環境にやさしい」「文化継承」を主軸に、つづく社会の実現性を目指したものづくり・創作を行っている同世代の若手クリエイターらに焦点を当て、彼らの活動を発信し、共感を広げる場をつくることを目指します。展開するのは、サステナブルなアパレルや雑貨を中心に、アート、古本、ヴィーガンクッキーなど多様な28ブランドで、その内約20ブランドが高島屋初出店となります。
■タイトルデザインについて
タイトル「つづくつなぐマーケット」のロゴは、「collé」の山口崇多氏によるデザイン。どこまでも、途切れることのないつながり。つづくの「つ」とつなぐの「つ」を1つにつないだカタチ。線を連結することで、物事がつづいてゆく様子や、つなぎ合わせるという概念を表現
■展開ブランド
※下線太字が高島屋初出店ブランド
【ファッション】
KONYA(コンヤ)、BELLEMERAL(ベレメラル)、INNDCT(インディクト)、ANTINOMYO(アンティノミオ)、ANNUAL(アニュアル)、WA.CLOTH(ワクロス)、MALIBUSHRT(マリブシャツ)、Annaut(アンノウト)、ECO ALF(エコアルフ)、Mother Sayaka Oka(マザーサヤカオカ)、Tanagocolotus(タナゴコロータス)、AINERY(アイナリー)、NAGIE(ナギエ)、BRING(ブリング)、PUCCA DROOWA(プッカドルーワ)、SHOE SHINE WORKS(シューシャインワークス)、HUSH(ハッシュ)
【アート・カルチャー】
CLASS(クラス)、gallery VOID(ヴォイド)、いか文庫、JulyBooks/七月書房(ジュライブックス)、Kenta Kawana、Mariwa(マリワ)
【ライフスタイル雑貨】
bêtises(ベティーズ)、S.(エスドット)、TSUMUGI(ツムギ)、SIOME(シオメ)
【フード】
ovgo B.A.K.E.R(オブゴ ベーカー)
■各種イベントの開催
期間中、トークショー・ワークショップなどの各種イベントを開催いたします。詳細は、日本橋高島屋S.C.ホームページ、公式インスタグラム(@tsuduku_market)をご覧ください。
《日本橋高島屋S.C.ホームページ》
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/special/tsuzuku_market/index.html
《展開ブランドの一例》
■KONYA(コンヤ) デザイナー:紺田優太
藍染屋の家系であったというデザイナー自身のルーツを大事にし、人と服の繋がり、着る人どうしの通じあいをテーマにして、定番のシャツの襟もスタンドカラーとショールカラーを合わせた特殊なパターンを用いるなど「ありそうでない」服作りでファンを増やしている。コロナ禍で作品を発表する機会が減る中、作り手の思いのこもったファッションを多くのお客様へ伝える場作りのきっかけとすべく、出店を依頼。
■Annaut(アンノウト)
生地の裁断過程で生じた端切れを綿状に戻し新しいコットンとブレンドすることで、再び新しい糸として蘇らせるなど、一度役目を終えたモノ、価値を失いかけたモノの本来の良さを活かし、再び価値あるものとして提供する、アップサイクルファッションブランド。染色を省くことで環境への負荷も低減。ブランドを立ち上げたのは、三井物産アイ・ファッション(株)の20代、30代社員。
■N‘enuphar(ネニュファール)、Tanagocolotus(タナゴコロータス)
外苑前で古着を扱う‘タナゴコロータス‘を運営する中村氏が「未完成でいて決して終わることのない美しさ 常に感じ 解釈し 表現する」をコンセプトに立ち上げたブランド。西脇播州織りなどの質の良い糸から選び生地を制作。オリジナルのグラフィックテキスタイルを写真撮影から行ないデザインする。プリーツを中心とした生地に特殊な加工を施し、新しい素材も提案。
■CLASS(クラス)
2019年に東京・原宿に設立されたアートギャラリー。 現代アート、写真、音楽など国内外・ジャンルを問わず、若手アーティストを中心に展覧会を企画。ギャラリーを飛び出し、ホテルやイベント会場などでも独自のネットワークを活かしたキュレーションによる企画展を展開している。<出展作家>Lee Izumida、SUGI、AICON、KAITO FUKUI、平沼久幸、田中草樹、KOTA TOYODA、Dai Watanabe
■gallery VOID(ヴォイド)
JR中央線・阿佐ヶ谷に店舗を構えるアートギャラリー。国内作家のイラストレーション作品をはじめ、漫画、グラフィック、写真など、様々なジャンルの展示を開催している。今回はキュレーターとして、所縁のある作家とともにイベントに参加。<出展作家>岡藤真依、さくらいはじめ、死後くん、塚本暁宣、西尾雄太、歯のマンガ、hin
■TSUMUGI(ツムギ)
「食卓からWell-beingを」をテーマに、自分にも地球にも無理のない「善い暮らし」を、探求する生活共同体。食卓を通じて生産者と消費者をつなぐだけでなく、共同体という形態をとり、実体験ができる場を探求し続ける取り組みが非常にユニークで魅力的。今回の催事では、共同体の取り組みの中で生まれたキッチンアイテムなどを展開。
■ovgo BAKER(オブゴ ベーカー)
環境、未来にやさしいアメリカンスタイルのヴィーガンベイクショップ。材料には米油や豆乳、ナッツミルクを使用し、動物性原材料は一切不使用。できる限り国産やオーガニックの食材を使い、輸入や生産にかかる環境負荷が少ない手段でお菓子づくりを行う。サステナブルを背景としたモノづくり・“食”の観点からカルチャーに切り込む発信力・今後の新たな文化創造への想いに共感し、出店を依頼。
《1階イベントスペース・展開ブランドの一例》
■We Are All Unique(ウィーアーオールユニーク)
アーティストNATSUKI HANYUによる“みんなちがってみんないい”をテーマに描かれた、カラフルで見ているだけで楽しい500枚以上の手書きのイラストを中心に、世界に一つだけのペイント額縁やバッグを展開。売上げの20%がケニアのNIGEE(NGO団体)に寄付金として送られ、教育普及に役立てられています。
■RICCI EVERYDAY(リッチーエブリデイ>
RICCI EVERYDAYはカラフルでプレイフルなアフリカンプリントを使用し、デザイン性と機能性を兼ね備えたバッグやインテリアアイテム、アパレルを展開しているウガンダのライフスタイルブランドです。製品は主にウガンダの直営工房において女性たちの手により生産され、都市部に暮らすシングルマザーをはじめ社会的に疎外されがちな女性たちを積極的に採用し、彼女たちの自信と誇りを醸成しています。