第40回 日本の職人展
松坂屋名古屋店では、全国の職人の技と感性が光る雑貨、食器、家具などを多彩に紹介する日本の職人展を開催します。今夏も巣篭もりでお家時間を大切にされている方が多くいらっしゃることから、食事の時間を豊かにする調理用品や、夏のインテリアに向けた涼やかな見た目の雑貨や家具を充実させています。職人さんによって丁寧に作られた商品は愛用できるものが多く、サステナブルな暮らしにもつながります。また、過半数の店舗で職人さんがお客様の前で実演を交えながら作り手からモノづくりのこだわりを直接お伝えします。
見た目の美しさだけじゃない。職人さんのこだわりが詰まったアイテムで、お家時間を豊かに。
樹齢200年を超えた貴重な天然秋田杉を使い製作されたシャンパンクーラーは、新鮮な野菜をキンキンに冷やすこともでき、シャンパンを冷やす以外の用途でも活躍。インテリアとしても映えるデザインは夏のお家時間を楽しませてくれるアイテムです。
江戸時代から続く鍛造の技法を10代にわたり受け継ぎ、一点一点職人が丁寧に打ち鍛える作品は、量産品とは異なる独特の風合いと鉄肌感が特徴。コンパクトな形状でソロキャンプにもぴったりのフライパンで食事時間を美味しく楽しく彩ります。
掃き心地のやさしいしゅろほうきと紙のように薄くしなる天然木のちりとりのセット。繊維が細く、しなやかな棕櫚から作られたホウキは機能を追求することでたどり着いたシンプルで美しいフォルム。ちりとりはゴミをすくう時にぴったりと床面にフィットするので、細かなゴミも拾いやすいのが特徴です。また静電気を帯びにくい素材なので、ゴミもするするとゴミ箱に滑り落ちます。ほうきの引き立て役としても映えるデザイン。
毎日使うものだから。とっておきの家具を職人展で。
創業から129年目を迎える大坂屋家具店の家具には、明治時代に外国人が別荘で使う家具に職人が彫刻を施した軽井沢彫りという手法が使われています。写真は100年前のデザインをモダンにアレンジした特別仕様のソファに職人が手作業で桜の彫刻を施した一品。座った感覚が見た目以上に柔らかくギャップを感じるソファです。また座面布はウィリアムモリス柄を使用して上品に仕上げています。
見た目涼やか、さらりとした手触り。和の涼感インテリア
光に浮かび上がる紋様が美しい「南部細目組紋様細工(ナンブサザメクミモンヨウザイク)」は、長山工芸が平安時代から続く組子細工を応用し独自技術として完成させたもので、数々の賞を受賞しその功績が高く評価されています。部屋のインテリアや間仕切りに使用できる和の涼感スクリーンは、風を通し、見た目も涼やかです。青森ヒバ材を綿密な採寸により一本一本加工し丹念に組み込んでいます。強度もあり、時が経つほどにヒバ材の経年変化も楽しめます。
開催概要
第40回 日本の職人展