廃棄を生まないショーウィンドー<はくいきしろい×Matsuzakaya〜Show/Window〜>
ショーウィンドーの装飾を、破棄するのではなく作品としてお客様に販売するイベントを初開催します。匿名で活動するアーティストの<はくいきしろい>に廃棄を生まないショーウィンドーの制作に賛同頂き実現。はくいきしろいの作品はショーウィンドーや店内でインスタレーションとして展示された後、2 日間の体験イベントでお客様ご自身が作品に自由にはさみを入れ、購入ができます。購入した作品はステッカーとして PC やスマホ等に貼って楽しむことが出来ます。
5月19日(水)から松坂屋名古屋店では”Think Green”プロモーションがスタートします。
Think Greenプロモーション期間中は、地球温暖化が進み異常気象が多発するなど様々な環境問題を抱えている社会状況を考慮し、全館でサステナブルな商品の紹介やイベントを実施します。ショーウィンドーや店内のディスプレイは今注目のアーティスト「はくいきしろい」とコラボレーション。「はくいきしろい」の装飾は、ディスプレイとしての役目を終えた後、そのままお客様に作品として販売します。役目を終えると廃棄されてしまうショーウィンドーの在り方に向き合った今回の新しい取り組みを、店内の装飾を手掛けるVMDチームが発案しました。
お店を彩るショーウィンドーに飾られた装飾はその展示期間や役目が終わると多くは破棄される運命にあります。ショーウィンドーを作り上げるのには、時には何ヶ月もの月日と労力が掛けられ、たくさんの人がその小さな空間のために、毎回、真剣に様々な思いを込めて作りあげています。
多くの人が関わり、色々な想いが詰まったどんな素敵なディスプレイも展示期間が終われば破棄されてしまう。それは何十年も続いてる、続いてきた、これからも続くかもしれない、当たり前なことなのかもしれません。でも、このまま、作っては壊し、捨てる。そのサイクルでいいんだろうか?捨てるのではなく「次」のある持続可能、循環できるショーウィンドーは作れないだろうか?廃棄物が生まれないショーウィンドーディスプレイを作れないだろうか?破棄される運命の「廃棄物」が多くの人の手に渡り、価値ある”モノ”に生まれ変わり、宝物にならないだろうか?
そんな担当者の想いに「はくいきしろい」にも賛同して頂き、生まれた今回のコラボレーション。作家との様々なやりとりの中で生まれたコンセプトが 『持ち帰ることのできるショーウィンドー』。コンセプト通り、ショーウィンドーで飾られた作品をハサミで切り取り、量り売り形式で購入をして持ち帰っていただける体験イベントを開催します。「はくいきしろい」と多くの人が関わり、思いの詰まった作品、空間を楽しんで頂き、体験して、持ち帰って、作品を変化させ、あなただけの「宝物」にしてほしいという思いがこめられたイベントです。
はくきしろいの作品は同じものが2つとしてないユニークである美術作品をステッカーという形状に落とし込んでいます。
5月19日(水)〜スタートしたはくいきしろい展示の様子
カットした作品はシールのように粘着性があり、ステッカーとして身の回りのアイテムに貼って楽しむことができます。
作品展示について
【はくいきしろい × Matsuzakaya 〜Show/Window〜】
【Exhibition はくいきしろい × Matsuzakaya 〜Show/Window〜】
6月5日(土)〜6日(日)のインスタレーションイベントについて
2021年6月5日(土)・6月6日(日)は作品購入のできるインスタレーションイベントを開催します。
【Exhibition はくいきしろい ×Matsuzakaya 〜Show/Window〜】
[6月5日(土)・6日(日) 会場入場・インスタレーションイベント参加の予約受付について]
[入場予約応募方法について]予約には大丸松坂屋アプリへの登録が必要です。
アプリダウンロードはこちらからhttps://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/nagoya_app/
アプリをダウンロード後、登録店舗を「松坂屋名古屋店」に設定ください。設定頂くと、予約開始日時に予約サイトにアクセス可能なお知らせが表示されます。
【応募の注意】
会期中、おひとりさま1枠のみのご予約でお願い致します。(1枠2名様までのご予約が可能です。未就学児は人数に含みません。)
【インスタレーションイベント参加の注意事項】
はくいきしろい
2017年から制作活動開始、2018年から作品の展示を始める。自身の身体はインターネット上に存在する情報を物理現実にアウトプットするフィルターだと認識し制作活動を行っている。同じものが2つとしてないユニークである美術作品をステッカーという形状に落とし込んでいます。ステッカーの鑑賞者(購入者)が直接作品をカットして身近な物に貼るという行為を作家と鑑賞者のある種の共犯行為として作品コンセプトに取り込もうとしております。