京都外国語大学×大丸京都店「食品ロス削減イベント」
京都外国語大学×大丸京都店「食品ロス削減イベント」
イベント開催目的
2020年10月、京都外国語大学の学生達が「小売業における食品ロス削減に向けた取り組み」として研究開始し、「私たち学生が食品ロスの削減について、何かできることはないのか?」と大丸京都店に相談がありました。2020年11月5日に京都外国語大学食品ロス削減プロジェクトチームの学生6名と大丸京都店食品担当部長・営業推進部スタッフがディスカッションを開催。学生の熱い思いに応えるべく、百貨店が学生と協業して「今」できることを検討し、大丸京都店内でのイベント実施に向けて始動。今後も継続的な取り組みを目指します。
イベント内容について
●食品ロスに関する意識調査<アンケート結果>の共有
●啓発ポスター掲示
●物販 <一例>チョコレートなど、賞味期限間近の商品を特価で販売
食品ロスに関する意識調査<アンケート結果>の発表 <一例>
啓発ポスター掲示 <一例>
※大丸松坂屋アプリに登録のお客様に会場内で使用できるアプリ金券を贈呈。※エコバッグ・マイバッグをご利用の方に粗品(ジップロック)を贈呈。
3分の1ルール
食品の流通において、賞味期限がある程度確保された商品を店頭に並べるために策定されたもので、法律ではなく、食品メーカーや卸売業者と、その食品を実際に販売する百貨店やスーパーなどの小売店の間で決められた商習慣です。
食品が製造された日から、その食品の賞味期限までの期間をきっちり3等分し、最初の3分の1の期間に卸売業者は小売店納品しなければならない「納品期限」、小売店が商品を店頭に並べておいてもよい「販売期限」、消費者がその食品をおいしく食べられる期間の「賞味期限」と3つの期限があります。メーカー、小売り、消費者の3者が賞味期間を「3分の1」ずつ分け合うという考え方から生まれて定着したと言われています。
食品ロスについて
「食品ロス」については、2015年9月に国際連合で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められている「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)のターゲットの1つに、2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させること等が盛り込まれ、近年、国際的にも関心が高まっています。食品ロス削減は、SDGsの12番【生産と消費】及び13番【気候変動】の目標に該当。廃棄エネルギーによる温室効果ガスの削減です。