三越伊勢丹HD、新社長に細谷敏幸氏<オンライン会見・一問一答要旨>
『マス』から『個』への戦略を基軸に
三越伊勢丹ホールディングスは、2月26日、岩田屋三越の細谷敏幸社長が4月1日付で社長に就任するトップ交替を発表した。杉江俊彦社長は代表権のない取締役に退く。両氏は、同日夕刻にオンライン会見を行った。交替理由について杉江社長は「三越伊勢丹グループは新長期10年ビジョンと、これに基づく新中期計画を策定し、21年度が第一歩になるが、新しい体制で一から実行していくのが成功に向かう最も良い方法だと考えた」と語った。
細谷次期社長は「単にコロナ禍の影響だけで百貨店を中核とするグループの状況が厳しいのではなく、既存のビジネスモデルが市場に受け入れられていないと思っている。この危機感を持ち(中略)、強みを最大限に生かしながら新しいビジネスモデルをつくり上げていく使命を持ってスタートしたい」と抱負を述べた。
オンライン会見に出席した記者との主な一問一答は以下の通り。
すでに購読済のユーザーは以下からログインし、引き続きお楽しみ下さい。