クロスゲート金沢 食メインに34テナントを決定
オリックスは金沢駅西口で開発中の複合施設「クロスゲート金沢(CROSS GATE KANAZAWA)」の商業施設エリアに入居する34テナントを決定した。2020年夏のグランドオープンを目指す。
商業エリアの1階は食料品店やカフェなどが中心となる。2階はレストランが中心。コンセプトは「プレミアムフード&レストラン」。共用部分には、金沢の伝統工芸「組子細工」をモチーフにしたデザインを取り入れ、伝統を感じられる空間とする。
1階には新業態「M’za Deli Market CROSS GATE Premium(エムザ デリマーケット クロスゲート プレミアム)」(フードマーケット)が入る。めいてつ・エムザによるデリマーケットで、百貨店で培ったノウハウと、地元取引先とのコラボレーションで、「高質&デイリー」をコンセプトに、豊かな食生活を提案する。インターナショナルホテルに隣接しており、駅前立地にふさわしい品揃えとサービスを提供する。
1階はほかに、「スターバックス コーヒー」、和スイーツ「菓ふぇMURAKAMI」、「パンのセレクトショップ&カフェ(仮称)」、ワインとチーズ専門店「HANA surprise(ハナ シュプリーズ)」 、保存食専門店「stoock(ストック)」、食品ギフト「THE GIFT(ザ ギフト)」など。
2階はフードホール「OS –FOOD HALL (仮称)」をはじめ「熟成和牛焼肉 エイジング・ビーフ」、「うなぎ四代目菊川」、「STANLEY DINING(スタンレー ダイニング)」、「鼎’s by JIN DIN ROU(ディンズ バイ ジンディンロウ)」、「まっとう福喜寿司」、ワインバー「vin amour(ヴァンナムール)(仮称)」など個性豊かな店舗がそろう。
金沢駅西口複合開発プロジェクトは2016年4月に金沢市が公募した「インターナショナルブランドホテル事業」として、JR金沢駅の西側に位置する約7423平米の土地を取得、複合施設を開発するもの。施設名称は「クロスゲート金沢」で、「ハイアット セントリック 金沢」、「ハイアット ハウス 金沢」、分譲マンション「ザ・レジデンス金沢」、商業施設などで構成する。商業施設エリアはその1、2階部分に位置し、約3124平米の店舗面積を有する。