軒並み大幅増収も、実質2~3割減の厳しさ続く
大手百貨店4社の4月売上高は、前年の緊急事態宣言の発令に伴い4月8日以降の臨時休業や営業時間短縮を実施していた反動で、いずれも前年実績を大幅に上回った。入店客数も回復基調に転じ、百貨店の強みであるラグジュアリーブランドや宝飾・時計など高額品がけん引した。ただ、コロナ禍前の前々年比(19年4月比)では2~3割減を強いられており、実質的な前年比では依然として厳しい状況が続い・・・
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