コーセー 「雪肌精 みやび」3月から グローバル戦略加速

2020/02/05 3:15 pm

タグ: コーセー 

コーセーは、スキンケアブランド「雪肌精」が今年5月に35周年を迎えることを記念し、グローバル化を加速させる。高付加価値シリーズとして展開してきた「雪肌精 MYV」を3月1日、日本発ということを想起しやすいよう、「雪肌精 みやび」に改称。同日に雪肌精 みやびのスキンケアライン「コンセントレートライン」を「アルティメイトライン」にリニューアルして発売する。また、グローバルミューズとしてフィギュアスケートの羽生結弦選手を起用し、プロモーションを展開。国内外のカウンターも新デザインに順次改装する。

 

 

3月1日、グローバル展開の強化を見据え、MYVのアルファベットを平仮名表記の「みやび」に変更する。ロゴの平仮名部分の書体は、書家の岡西佑奈氏が担当した。

 

スキンケアのコンセントレートラインを、アルティメイトラインとしてリニューアルする。全てのアイテムに「ハトムギR2」と「植物根エキスV」を新たに配合し、透明感のある肌に導く。容器は既存の白から、日本の伝統色である藍色に変更する。

 

グローバルミューズとして起用する羽生選手は、昨年3月から雪肌精のブランドアンバサダーを務めていた。今回、雪肌精 みやびのキャッチコピーを「透明感は、新次元へ。」とし、羽生選手のビジュアルとともに、アジアを中心とする各国での認知の拡大を目指す。

 

日本やアジアの一部百貨店と免税店で展開している「雪肌精グローバルカウンター」は新デザインにリニューアルする。デザインは今回も隈研吾氏が担当。新カウンター1号店として3月25日に三越銀座店に導入し、その後はアジアを中心に順次拡大する。

ピックアップ