メリーチョコレート、70周年でチョコに合うお香を開発
2020/10/12 10:58 am
メリーチョコレートカムパニーは、10月1日に創業70周年を迎え、WEBサイト「メリーズ ラボ」を開設した。チョコレートの新たな可能性や楽しみ方の情報発信基地として活用していく。サイト内ではプロダクトの第1弾として、チョコレートをよりおいしく感じるための空間を作り出すお香「カカオベルト」の販売を10月1日から開始した。
「メリーズ ラボ」は働き方や余暇の過ごし方を変えるように、お菓子にもライフスタイルに合う新たな楽しみ方を提案する。「Chocolate & …」をキーワードとして、空間や美容、料理、ファッションなど暮らしに寄り添ったシーンにチョコレートを掛け合わせたライフスタイルを紹介していく。
10月1日に第1弾として発売したのは、お香のセット「カカオベルト」。カカオの有名な4つの産地をイメージしたスティックタイプのお香で、チョコレートを楽しむための空間を演出する。ネーミングはカカオの産地に由来しており、カカオベルトと呼ばれる赤道を挟んで南緯20度から北緯20度以内の高温多湿地域の中でも有名な産地であるベネズエラ、ガーナ、インドネシア、エクアドルをイメージした4種類をセットにした。
「ベネズエラ」は仕事や家事の合間にリフレッシュしたいときにおすすめ。果実と澄んだ空気をイメージした香りで、スッキリしたビターなチョコレートが合う。リラックスしたい休日には「ガーナ」。雨や新緑のような甘い香りに、まろやかなミルクチョコレートがピッタリ。「インドネシア」は気分転換できる香り。潮風にスパイスが香る浜辺をイメージ。香ばしいコーヒーチョコレートとの組み合わせが楽しめる。「エクアドル」は1日を頑張ったご褒美に。バラの華やかさや甘い蒸留酒、森の静かな空気をイメージした香りで、フルーティーなチョコレートがくつろぎの時間を演出する。
カカオベルトは京都で創業して300余年の香老舗 松栄堂と開発した。お香はチョコレートの味を壊さないように、香りによってチョコレートの味が変わるおもしろさを堪能できるように調合した。ウェブサイトではメリーチョコレートのショコラティエ大石氏と松栄堂の調合師藤本氏による対談などを公開している。