東京ソワールの「フォルムフォルマ」、京都エリアに初出店
2022/11/30 11:23 am
東京ソワールのフォーマルコンセプトショップ「formforma(フォルムフォルマ)」は25日、京都エリアに初出店した。場所は「イオンモール京都桂川」の1階で、関西での出店は7店舗目、全国では25店舗目となる。「もっと気軽に楽しめるフォーマルを」がコンセプトのフォルムフォルマは、各店独自の品揃えとフォーマル専業ならではのきめ細かな接客が支持を得ており、家族での来店やリピーターも多い。新店舗のメインターゲットは近隣エリアの住人で、客の要望を取り入れながら商品バランスを構成し、展開していく予定。あらゆるフォーマルシーンを網羅する商品と専門知識を生かして、新しい商圏で顧客獲得を狙う。
出店の経緯について広報担当者は、「大阪エリアの出店で培った人材が活用できるため、以前から市場、商圏規模の大きい京都エリアでの出店を考えていた」と語る。フォルムフォルマの全体の売上げは、コロナ禍以前の19年度実績を超えるまでに回復している(22年11月現在)。業績の回復に伴う新規出店の再開と、イオンモール京都桂川からの提案のタイミングが重なったことに加え、同施設から徒歩約5分の阪急洛西口駅付近では、向日市と大手不動産会社による開発計画が進行している。ホテルや商業施設の建設も予定されており、新たな賑わいを創出する将来性のある場所であることも、出店理由となった。
フォルムフォルマは、ブラックフォーマルやカラーフォーマル、セレモニーやお受験用のスーツ、ホワイトドレスなどのウエアから、アクセサリーまでをトータルに揃える。冠婚葬祭すべてのシーンの装いが揃う網羅性とフォーマルの専門知識を有する接客は、3世代に亘る家族や親族からも支持を得ている。リピーターが多いことも特徴だ。
新店舗では、まずは幅広い年代のニーズを獲得するため、多様化するフォーマルシーンに向けて商品のバリエーションを充実させる。今後は来店客の嗜好や要望に合わせて商品内容を精査し、独自の品揃えでフォーマルスタイルを提案していく。