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“集い”や自家需要に照準、高付加価値を競う

2022/11/11 12:00 am

新型コロナウイルス禍によって商戦が盛り上がった稀有な例が中元・歳暮だ。外出や帰省を控える代わりに、百貨店業界の各社が販売する“今だけ”の逸品を購入して贈る、あるいは自ら楽しむ人が多く、贈答需要と自家需要の両方が伸びた。今年は行動制限がない状態が長く、いわゆる「イエナカ消費」に一服感もみられるが、各社はこの3年弱で需要は定着したと捉え、品揃えの充実化や独自性の磨き上げに余念がない。とりわけ、集まる機会が増えると予想し、複数人で楽しめる料理・・・
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