資生堂、「プリオール」ブランドメッセージを刷新 ミューズに風吹ジュンさん

資生堂の「プリオール」は、リブランディングを行う。新たなブランドメッセージとして、大人の七難の先にある満たされた幸福感を表現する「大人の七難 ピースで行こう」を制定。新たなミューズに女優の風吹ジュンさんを起用し、常盤貴子さんとともに新CMに出演する。さらに、しわなど大人の肌悩みに応えるオールインワンゲル「プリオール 薬用 リンクル美コルセットゲル」を発売した。

プリオールは2015年にスタートし、今年で7年目を迎える。今までのブランドメッセージ「大人の七難に」から「大人の七難 ピースでいこう」へと変更し、「人生100年時代を生きる大人の女性が、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようサポートしたい」という想いを込めた。

ブランドの新たなメッセージを広く伝えるため、新たなミューズに風吹ジュンさんを起用。21日に放映をスタートした新CMに、常盤さんとともに出演している。CMは「大人の七難の先にある、ピースな毎日を描く」というコンセプトで、プリオール初のロケで撮影が行われ、日常の中のピースな姿や解放感を表現した。俳優の八嶋智人さんがナレーターとして出演する。

プリオール 薬用 リンクル美コルセットゲルは、化粧水、乳液、美容液、マッサージ、クリーム、アイクリーム、パックの7つの機能を併せ持つオールインワンゲル。21日に発売した。容量は90グラムで、価格は7480円。付け替え用は同90グラムで6820円。

「肌コルセット技術」を採用し、塗るだけでピンとしたハリ感触が得られる。配合されたビタミンPPが真皮に働きかけ、コラーゲンの生成を促進し、しわを改善する。同時にメラニンの生成を抑えて、シミ、そばかすを防ぐ。肌柔軟成分の紅茶エキスも配合する。

プリオールの調査によると、50～60代の2人に1人が「スキンケアで改善したい肌悩みは『しわ』」と答えている。さらに、コロナ禍の影響で人と話す機会が減り、67％の人が口元や表情を動かしにくくなった、顔がこわばっているように感じていることがわかった。こうした肌悩みに着目し、同商品が開発された。