アクアレーベル、新ライン「アクアウエルネス」誕生 発酵由来のアミノ酸配合
2021/08/24 2:57 pm
資生堂は21日、スキンケアブランド「アクアレーベル」で、新ライン「アクアウエルネス」を発売した。素肌の力にこだわる人をターゲットに定め、全商品に発酵から生まれるアミノ酸を配合。乾燥などの肌トラブルを防ぎ、潤った健やかな肌に導く。2種類の化粧品、乳液、クリームの4品目を揃える。
同社の調査では、昨今のセルフスキンケアユーザーには「必要なものだけが厳選されている、シンプルな商品の方が信頼できる」という意識があることが判明。また、「免疫力を高める食品に興味を持った」、「自分の肌は自分で守りたい」といった、コロナの影響を受けて意識が変化していることが分かった。そこで、健康のために自然の一部や働きを取り入れる「日本の知恵」に着目し、その考え方を生かした商品を開発した。
みずみずしさと保湿力を両立させた化粧水の「アクアローション」は、「さっぱり」と「しっとり」の2種類を用意。乳液の「アクアミルク」は、しっかりと保湿されつつ、肌表面はさらさらとした新感覚が体験できる。クリームの「マルチバーム」は「潤いパウダージェル」処方を施しており、バームが水状に変化して素早く角層まで浸透する。全てノープリントプライス。
「アクアレーベル アクアウエルネス」は商品設計にあたり、5つの約束を定めた。1つ目が「必要なものを必要なだけ配合する」で、健やかな肌に必要な成分を、必要な量だけ配合した。2つ目が「日本の知恵を取り入れる」で、水で清める文化から発想を得た「磨き上げられた日本の水」を使用し、発酵食品を取り入れる食生活から「ツバキ種子発酵エキスGL」、旬のものを取り入れる習慣から「四季の恵みうるおい成分」を配合する。
3つ目が「環境変化を生き抜く自然の力を取り入れる」で、「トレハロースGL」を配合。4つ目が「人へのやさしさを考え抜く」、5つ目が「人々の未来を考える」で、容器は使いやすさを配慮したユニバーサルデザインで設計。一部に、サトウキビの搾りかすを発酵して得られるバイオエタノールを原料とする植物由来のプラスチックを使用し、石油由来のプラスチックを使用した場合と比べ、約31%に該当する約112.7トンのCO2を削減している。
19日には新商品発表会を開催。お笑い芸人の「フワちゃん」、「ぼる塾」が登場し、新ブランドソング「わたしのままで」の魅⼒をアピールした。フワちゃんは「わたしのままで」がアレンジされた楽曲に合わせたDJパフォーマンスで会場を盛り上げた。ぼる塾はブランドソングのジャケット写真を公開するとともに、オフィシャルグッズとして発酵スイーツを提案。⾃⾝のネタも絡めながらブランドソングのランキング⼊りを⽬指すPRプランを披露した。