新郎新婦の母の装いに変化、コロナ禍で洋装ニーズが急上昇
2021/08/05 1:35 pm
コロナ禍で変わったものの一つに結婚式のスタイルがある。少人数の式が増加し、その分写真や料理を充実させるなどの変化が起きている。服装にもその変化は現れており、特に新郎新婦の母のスタイルが大きく変化しているという。
今まで新郎新婦の母といえば、黒の留袖が定番だった。それが洋装へとシフトしている。少人数の式では参列者一人ひとりの服装が会場の雰囲気に大きく影響する。そのため明るい色のドレスが好まれる傾向が強くなった。また時間も短縮して行われるため、支度も短時間でできる洋装は人気だ。親族顔合わせを兼ねるレストランウェディングや屋外での式に参列するときに、きちんと見えながらリラックス感があるスタイルが指示されている。
百貨店の売場担当者も「最近は洋装の方が多い。特に東京ではほとんどの方が洋装です。カラーフォーマル売場では、洋装を着られるにあたって新婦のお母さまと新郎のお母さまの格式を揃えるなど具体的なアドバイスをさせていただいています」と変化を感じているという。
東京ソワールではそのような傾向を受け、新郎新婦の母に人気のスタイリングの提案を充実させている。例えば肘まで隠れる袖付きのドレスはジャケットを合わせず単品で着られるため、リラックス感があると人気だ。ふくらはぎ~くるぶしぐらいのセミロング丈ならきちんとした印象を与えつつ、足さばきも良い。
ジャケットスタイルでもブルーやピンクなど明るく華やかなカラーにシフトしている。同社のレンタルドレスでは新郎新婦の母、ゲストともライトグリーンの需要が高い。華やかな雰囲気で写真に写ることを意識しているようだ。透け感と軽さを感じさせるレースやシフォン、ジョーゼットといった素材も人気。
同社のオンラインショップでは洋装ニーズの高まりを受け、新郎新婦の母の装いに特化した特設ページを公開した。
東京ソワール公式通販「フォーマメッセージ」特集ページ
https://formal-message.com/shop/pages/mrs-bridal.aspx
レンタルショップ「東京ソワールレンタルドレス」