おいしいヴィーガンスイーツ 松屋銀座
2020/04/01 1:31 pm
松屋は4月1日より3カ月間、ヴィーガンスイーツの専門店「エイタブリッシュ スイーツ」を期間限定で地下1階食品売場に開く。ヴィーガンは卵や乳製品といった動物性食品を一切含まないもので、顧客の要望もあって今回導入した。
松屋銀座ではクッキー「yachiyo(やちよ)」を限定先行販売する。米粉と有機メープルシロップを主原料にしており、日本各地から取り寄せた素材をクッキーに仕上げた。抹茶、酒粕、柚子、山椒、ほうじ茶、生姜、梅、味噌の8種類。どのクッキーも食感が異なり、特徴が生きている。パッケージも富士山をあしらい外国人観光客も意識した。
やちよ福(8種アソート)は3900円、晴・寿(4種アソート)は各1900円、単品でも販売する(各1300円)。
「エイタブリッシュ スイーツ」の菓子は原材料へのこだわりはもちろん、おいしさも重視している。「一般的にヴィーガンというと『バターが使えないからパサパサしていそう』だとか『薄味のイメージ』と言われがちだが、エイタブリッシュは食べてもヴィーガンだとわからない。最後にヴィーガンでしたというと驚かれる」(松屋営業一部食品二課長柏木雄一氏)という。アレルギーや信条を気にすることなく、だれでも楽しめるユニバーサルスイーツだ。
今までもそういった商品を求める声は多く、ニーズに対応した形だ。3カ月のポップアップ期間の後、常設化も検討している。
「エイタブリッシュ」は前身となる「カフェ エイト」から「VEGAN FOR EVERYONE」をコンセプトに20年に亘り、厳選したこだわりの料理を提供するレストラン。